家族割で選ぶ!おすすめの格安SIM・スマホ比較ランキング5選

家族割で選ぶ!おすすめの格安SIM・スマホ比較ランキング5選

大手キャリア(ドコモ・ソフトバンク・au)のスマホを家族で使っているケースが多いと思います。まとめて契約することで”家族割”として料金が安くなったり、家族間で通話が無料、データ容量のシェアなども可能になります。

一方、普及しつつある格安スマホだとこのように感じているのでは?

格安系サービスだと基本料金とかが安くなるのは知ってるけど、複数の契約があってもメリットはないでしょ?

実際、私も同じように感じていました。しかし、格安SIM・スマホの中にも家族割(またはそれに近いサービス)を提供しているMVNOはいくつかあるのです。

そこで今回は、15社ほどのサービスを比較して「家族割がある格安SIM・スマホ」をランキング形式でご紹介。ただ、利用する環境次第でおすすめが変わってくるので、絶対に傾倒すべき5社を選出してあります。

※速度に拘りたい方は以下も合わせてご覧ください。

格安SIMで家族割を適用するメリット

そもそも「家族割」とは、その名の通り家族で使うことでお得に使える割引サービスのことです。家族割による特典内容は各MVNOによって大きく変わってきますが、基本的には以下のようなメリットを受けることができます。

1人で契約するより安く利用できる

家族割を適用する最大のメリットは「料金が安くなる」こと。1人よりも2人、2人よりも3人といったように、同じ契約内で利用する人が増えれば増えるほど割引額は大きくなります。

また、今回紹介するMVNOは「家族間の通話が無料または割引」で利用可能です。日頃から家族間での通話を頻繁に行っていたり、電話をメインに使っている人であれば大きなコストカットに繋がるはず。

管理人
ラインなどのアプリ通話に慣れていない人も沢山います。お父さん、お母さん世代はとくに電話番号が主軸となるので、通話料金が安いのは重宝されるメリットです!

データ量をシェアできる

余ったデータ量をみんなでシェアすることができます。大手キャリアでも同じようなサービスはありますが、元の料金が安いうえに分け合えるのは有難いですよね。

このメリットで最も恩恵を受けるのは、データ通信を大量に消費する人とそうでない人がいるケース。仮に単身で契約している場合は追加購入となりますが、家族割なら余った分をシェアすることで余計な費用はいりません。

それと、家族割というのはあなた1人でも適用可能です。複数の端末で申し込めば家族割が適用されるので、スマホ以外にタブレットなどを使っているならぜひ活用しましょう。

煩わしい請求書が1枚に

家族割を適用すると全ての利用料金がまとめて請求されるので、一元管理できるメリットがあります。利用料金の引き落とし日が管理しやすくなり、毎月の収支計算がしやすくなるはずです。

ただ、WEB明細が当たり前となった現代。紙ベースの時よりメリットは薄れつつありますが、支払いする人が決まっている場合などは重宝するでしょう。

家族割えデメリットと感じてしまうこと

得することしかないように感じてしまう家族割。しかし、適用することで少し面倒になってしまうデメリットの一面もあります。契約前にしっかりと確認しておくことをおすすめします。

他社の格安SIMへ乗り換えしにくくなる

家族割は「契約名義・支払い名義を同じ」にする必要があるので、当然、その契約を解約すると同契約内にある全ての回線が解除されます。要は、契約および解約のレスポンスがかなり不自由になるということです。

格安系SIM・スマホは発展途上のサービス。新サービスおよびプランが毎月のように登場し、今最もお得だと思われるものが明日には変わっていることもしばしば。

「頻繁に変えるのは面倒」と感じているなら問題ないですが、少しでもお得を追求している人にはデメリットになる可能性があります。

家族割の適用条件やキャリア回線に制限あり

各サービスによって「家族割の適用範囲」は異なります。祖父母まで適用可としているところもあれば、1親等までしか認めていないところも。また、申込むサービス内容によっても可否があるので、事前にチェックしておくのは必須となります。

また、大抵のMVNOでは、同じキャリアの回線を使っている人としか家族割を組めません。もし「au回線が遅いからドコモ回線が良いなぁ」と感じて変更する場合、あなた以外の回線も合わせて変更になるのは覚えておきましょう。

データ制限にかかるリスク増

データ量を分け合えるメリットがある一方、データ制限にかかってしまうリスクは高くなります。

あなたが利用制限内で使用していたとしても、他の家族が使いすぎてしまうと「連帯責任」となってしまうのです。その辺のことを理解していないお子さんを含める場合は、特に注意しておいた方が良いかも。

そのリスクを回避したいなら「家族間でデータをシェアしない契約」にしてください。

管理人
家族割にもメリット・デメリットがあります。どちらも理解したうえで、これから紹介するおすすめサービスを比較してください!

家族向けの格安SIMランキング

数ある格安SIM・スマホを比較し、家族向けで今最もおすすめしたいサービスを5つ紹介します。新サービスやプランは毎月更新されるので定期的にチェックし、ランキングは常に新鮮な状態にしておきます。

管理人
一応、おすすめ順で紹介しますが、順位は関係なく”自分に最適か?”で判断してください。ランキングはあくまで私の評価です。

IIJmio(みおふぉん)

IIJmio 家族割でお得に使える
契約事務手数料(初期費用)3,000円
利用回線au回線・ドコモ回線
かけ放題3分(600円)・10分(830円)
データ繰越サービス利用可能
通信速度切り替え機能搭載
バースト転送非搭載
プラン変更手数料無料
支払い方法各種クレジットカード
機種変更手数料3,000円
電話番号変更手数料変更不可・一度解約する必要あり
譲渡手数料譲渡手続きなし
USIMカード再発行手数料3,000円(SIM交換が必要な場合)
最低利用期間12ヶ月(音声SIM)
解約手数料1,000円
MNP転出手数料3,000円
SIMロック解除手数料3,000円
問い合わせ窓口(カスタマーセンター)0570-09-4400

家族向けの格安SIM・スマホとしてすこぶる評判の良い「IIJmio(みおふぉん)」。

運営会社はISP事業を日本で最も早く開始した株式会社インターネットイニシアティブ。この分野における知識および実績はトップクラスであり、サービス面での信頼は抜群の格安SIMです。

IIJmioのメリット

  • 家族割がめちゃくちゃお得
  • 専用アプリで通話料が安い
  • 安定した通信速度
  • データシェアができる

ひとりで契約してもコスパは良いサービスです。ただ、家族でまとめて契約すると格段とメリットを感じることとなり、衝撃的な料金で利用することが可能です。

その証拠に、最大5人まで利用できる「ファミリーシェアプラン」がマジやばいですw

1人2人3人4人5人
12GB3,260円3,960円4,660円5,760円6,860円
32GB6,360円7,060円7,760円8,860円9,960円
62GB11,360円12,060円12,760円13,860円14,960円

4人家族で32GBプランを選択した場合、一人当たり8GBも使えてたったの8,860円。一人当たりの料金に換算したら、なんと驚きの2,215円となります。勘ぐってしまうほどの料金ですが、これこそIIJmioが人気の理由なんです。

その他にも「みおふぉんダイアル(月額0円)」という専用アプリで通話料金が最大60%OFFになったり、かけ放題の分数を延長できたり…。

家族で格安SIM・スマホを申込むなら「IIJmio一択」でも決して損はしないと思います。

関連記事:評判上々「IIJmio」は家族におすすめ!他社にはないメリット9つ

UQモバイル

ランキング UQモバイル
契約事務手数料(初期費用)3,000円
利用回線au回線・ドコモ回線
かけ放題10分/回(月額700円)
かけ放題(月額1,700円)
データ繰越サービス利用可能
通信速度切り替え機能搭載
バースト転送非搭載
プラン変更手数料無料
支払い方法各種クレジットカード・口座振替(店舗のみ)
機種変更手数料3,000円
電話番号変更手数料変更不可・一度解約する必要あり
譲渡手数料譲渡手続きなし
USIMカード再発行手数料3,000円
最低利用期間2019年9月以前:12か月(音声プラン)/24か月(おしゃべりプラン/ぴったりプラン)
2019年10月以降:なし
解約手数料2019年9月以前:9,500円(通話SIM)
2019年10月以降:無料
MNP転出手数料利用開始から6ヶ月以内:6,000円
6ヶ月以降:3,000円
SIMロック解除手数料3,000円(オンライン手続きだと無料)
問い合わせ窓口(カスタマーセンター)0120-959-001(新規)
0120-929-818(契約中)

通信速度&安さに定評のある「UQモバイル」。あの「UQ WiMAX」と同じ企業が運営している格安スマホで、メリットの多さは他社と比較してもトップクラスと言って良いでしょう。

なんにせよ、UQ WiMAXを既に使っている人なら間違いなくコスパ最強です。

そもそもの料金が安いうえに、セット割を適用すると(良い意味)恐ろしい請求額となります。更に、家族割を適用する人数が増えるほど割引が増えるので、4人以上の家族構成である場合は有力候補に入れておくべき。

UQモバイルのメリット

  • 通信速度は格安スマホNo.1
  • 家族割で2台目以降ずーと500円割引
  • UQ WiMAXの同時利用でさらにお得
  • 実店舗が全国にある

UQ WiMAXも同様ですが「通信速度は評価」はマジで高いです。その為、格安スマホに”安かろう悪かろう”のイメージを持っている人には、その固定概念を覆してくれるサービスとなってくれるでしょう。

肝心の家族割は「2台目以降1,480円」と業界最安級の安さ。しかも、余ったデータを翌月に繰り越すことができたり、節約モードにしておけば消費量ゼロで利用することも可能です。

また、全国にリアル店舗があるので、手続きが操作方法で困った時は対面でアドバイスしてもらえます。

関連記事:UQモバイルの料金プランやメリット・デメリットを徹底比較

BIGLOBEモバイル

BIGLOBEモバイル 家族向け
契約事務手数料(初期費用)3,000円
利用回線au回線・ドコモ回線
かけ放題3分(600円)・10分(830円)
データ繰越サービスあり(翌月のみ)
通信速度切り替え機能非搭載
バースト転送非搭載
プラン変更手数料無料
支払い方法各種クレジットカード・口座振替(データ通信SIMのみ)
機種変更手数料3,000円+394円(SIMカード準備費用)
電話番号変更手数料変更不可・一度解約する必要あり
譲渡手数料譲渡手続きなし
USIMカード再発行手数料3,000円
最低利用期間12ヶ月(音声通話SIM)
解約手数料2019年9月30日以前:8,000円
2019年10月1日以降:1,000円
SIMカード変更した場合:1,000円
MNP転出手数料3,000円
SIMロック解除手数料3,000円(オンライン手続きだと無料)
問い合わせ窓口(カスタマーセンター)0120-996-962

メリットに感じる特徴はないが、セット割などなくてもシンプルに安い利用料金の「BIGLOBEモバイル」。通信大手のビックローブが運営している信頼性は高いので、純粋にお得な格安SIMを探している方におすすめです。

BIGLOBEモバイルのメリット

  • シンプルに安い
  • Youtubeなどが利用し放題
  • データ繰り越し可能
  • データをシェアできる

いろいろ組み合わせて安くしていく格安SIMが多い中、BIGLOBEモバイルはそのままで業界最安級の料金です。

プラン音声SIMデータSIM(SMS)データSIM
1GB1,400円なしなし
3GB1,600円1,020円900円
6GB2,150円1,570円1,450円
12GB3,400円2,820円2,700円
20GB5,200円4,620円4,500円
30GB7,450円6,870円6,750円

使い方によって6つに分けられたデータ容量プランから選ぶことができます。仮に選んだプランだと足りなかった、もしくは余ってしまう場合でも無料で変更することができます。その為、適したプラン選びがしやすいはずです。

そして、BIGLOBEモバイルといえばやはり「エンタメフリーオプション(980円)」の存在が大きいでしょう。

最近では老若男女問わず利用されている「Youtube・AbemaTV」などが使い放題になる有料オプションで、契約容量を消費せず思う存分楽しめます。普段からよく利用しているならベストマッチだと思います。

データ繰り越し、データシェアもできるので、使い方次第では最も安い格安SIMかもしれません。

関連記事:UQモバイルの料金プランやメリット・デメリットを徹底比較

mineo(マイネオ)

 mineo(マイネオ) 家族向け
契約事務手数料(初期費用)3,000円
利用回線au回線・ドコモ回線・ソフトバンク回線
かけ放題10分/回(935円)
データ繰越サービスあり
通信速度切り替え機能搭載
バースト転送搭載
プラン変更手数料無料
支払い方法各種クレジットカード
機種変更手数料3,000円
電話番号変更手数料変更不可・一度解約する必要あり
譲渡手数料3,000円
USIMカード再発行手数料2,000円
最低利用期間なし
解約手数料0円
MNP転出手数料3,000円
SIMロック解除手数料3,000円(店頭)
問い合わせ窓口(カスタマーセンター)0120-977-384
050-7102-8890

テレビCMやネット広告でお馴染みの「mineo(マイネオ)」 。

格安サービスでは珍しい”500MB”から料金プランを選べることや、最低利用期間や解約違約金がない”お財布に優しい”サービスです。また、大手3キャリアの回線を使えるなど、他社にはないメリットで利用者数は右肩上がりに伸びています。

mineoのメリット

  • トリプルキャリアで乗り換えしやすい
  • 500MBプランから選べる
  • 「マイネ王」で何でも相談できる
  • パケットを貯められる

他社と比較して最安値とは言えませんが、ドコモ・ソフトバンク・auの回線が使えるうえ、500MBから選べるメリットは魅力的です。

例えば、自宅にWiFi設備があって容量は少しで良い人とかは最適かも。シングルタイプ(データ通信のみ)で500MBのプランなら、700円で利用することが可能。

プランAプラン(au回線) Dプラン(ドコモ回線)Sプラン(ソフトバンク回線)
500MB700円700円790円
3GB900円900円990円
6GB1,580円1,580円1,670円
10GB2,520円2,520円2,610円
20GB3,980円3,980円4,070円
30GB5,900円5,900円5,990円

あと、忘れてはいけないのが「マイネ王king.mineo.jp)」というコミュニティサイトの存在。覗けば分かると思いますが、様々なジャンルの質問が投稿され、それに対してみんなで回答し合っています。多分、悩みはほぼ全て解約できる充実度ですw

mineo会員同士で助け合うサービスはもう一つ。みんなでパケットを貯めておくフリータンクと呼ばれるものがあり、そこから毎月最大1GBのデータを引き出すことが可能です。

ここの説明だけでは理解できないかもしれないので、詳細が知りたい方は公式サイトで確認してください。

関連記事:mineo(マイネオ)初心者講座!メリット・デメリットや口コミ評判まとめ

楽天モバイル

楽天モバイル 家族向け
契約事務手数料(初期費用)3,300円
利用回線楽天モバイル
かけ放題10分
データ繰越サービス利用不可
通信速度切り替え機能搭載
バースト転送搭載
プラン変更手数料無料
支払い方法各種クレジットカード
楽天銀行デビットカード(JCB)
スルガ銀行デビットカード
口座振替(手数料:月100円)
機種変更手数料3,000円(SIMカードのサイズが変わる場合のみ)
電話番号変更手数料変更不可・一度解約する必要あり
譲渡手数料3,000円(楽天回線のみ譲渡可能)
USIMカード再発行手数料3,000円
最低利用期間なし(契約状況による)
解約手数料0円
MNP転出手数料3,000円
SIMロック解除手数料3,000円
問い合わせ窓口(カスタマーセンター)0800-6000-700
050-5212-6913

高止まりした料金体系を崩壊させるためにリリースされた第4のキャリア「楽天モバイル」。これまで通信トラブルなどいろいろありましたが、それを加味しても魅力的なサービスなのに変わりはないと思います。

楽天グループが運営していることで、同社が提供するポイントやECサイトなどと連動できるのは大きなメリット。それ以外にも目を引くポイントがいくつかあります。

楽天モバイルのメリット

  • 1年間の利用料金が0円
  • 独自の通信インフラで安定した速度
  • 契約期間の縛りがない
  • 専用アプリで国内外の通話料が無料

米倉涼子さんが出演するテレビCMで見かけた方も多いでしょうが、資金力が潤沢にある大企業しかできない神キャンペーンを開催中。「Rakuten UN-LIMIT 2.0」と呼ばれるもので…

月2,980円→基本料金が1年間無料

キャンペーン期間は未定で、300名の先着順となっているようです。もちろん、端末代・事務手数料・オプション料・通話料などはかかってきますが、その費用さえなければ本当に請求額は0円です。「こんなキャンペーンを実施して携帯事業は成り立つの?」と感じたはず。

でも、大丈夫なんです。お金が死ぬほどあるうえ、新規ユーザー獲得のためのプロモーション費用と考えれば、そこまで痛手とはならないでしょう。まぁ、契約者がある程度残ってくれるのが前提でしょうけどw

1年無料キャンペーン以外にも、独自回線による安定性、縛りなしの契約形態、専用アプリによる無料通話など、魅力満載の格安キャリアだと思います。

関連記事:リアルな評判は?楽天モバイルのメリットやデメリットを徹底比較

まとめ

今回の記事をまとめるとこんな感じ。

  • 家族割の充実度なら「IIJmio」がおすすめ
  • 通信速度も重視するなら「UQモバイル」か「BIGLOBEモバイル」がおすすめ
  • 特典やキャンペーン重視なら「楽天モバイル」がおすすめ
  • 凡庸性が高さでは「mineo」がおすすめ

紹介した格安SIM・スマホは家族割がある中でも評判は良く、言い換えればこの5つから選べば損はしないと思います。将来的にはもっとお得なサービスも登場してくるでしょうが、現在は以上のラインナップで十分です。

最後に、速度重視のランキング記事もあるのでお時間あればぜひ!

 

おすすめのWi-Fiが知りたい方は、コムナビというメディアの以下の記事でも詳しく解説しています。より詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてください。