ソフトバンク光で速度が遅いときに試したいスピードアップ対策

ソフトバンク光で速度が遅いときに試したいスピードアップ対策

昨今のインターネット通信では、速度の早さと安定性の面から光ファイバーが主流となっています。

各通信キャリア会社がこぞって光通信事業に参入していますが、大手通信キャリアの中でも人気を集めているのが「ソフトバンク光」です。ただ、同サービスの評判は決して最高評価されている訳じゃありません。

中でも「回線速度が遅い」という口コミをよく見かけます。

申込みする人にとっては思いとどまる要因のひとつ。「光回線=速い」が常識なので、本当に遅かったら選択肢からは確実に外しますよね。

という訳で、実際にソフトバンク光の回線速は遅いのか?ネットを徘徊して真実を調査してみましたが、偏った情報ばかりで参考になるサイトは皆無でした。多分、私と同じように感じている人って沢山いるはず・・

だったら、その大役を当サイトが請け負います!通信業界歴はかなり長いし、運良く自宅の回線は「ソフトバンク光」だし。これ以上、条件が整っている人間はそういないでしょうw

ソフトバンク光の通信回線について

意外に知られていない「ソフトバンク光 通信速度の仕組み」を紹介します。知って得することじゃないですが、ネット回線のことを少し知って気になれるかも。

仮に遅くてもソフトバンク光が原因ではない

ソフトバンク光が使用している通信回線は、ソフトバンクが独自に用意したものではありません。

ソフトバンク光ではNTT東日本・西日本が提供しているフレッツ光の回線を使用しています。ちなみに、このようにNTTの回線を他の通信業者が借りて提供されるサービスを「光コラボ」と呼びます。

光コラボには「コラボレーション先独自のサービス」「比較的安価な料金」など様々なメリットが挙げられますが、ソフトバンク光のように「プロバイダと光回線がセットになっている」というのも大きなメリットです。

肝心のソフトバンク光の通信速度ですが、公式発表では下り最大1Gbpsとなっています。インターネットの通信速度には「上り」と「下り」の2種類があり、「上り」はPC側からメールや画像といったデータを送信する際の数値で、「下り」はサイト側からPCにデータをダウンロードする際の数値です。

一般的な通信速度の目安は?

下り最大1Gbps」と言われてもピンと来ない人は多いのでは?

bpsとは1秒間に送信出来るデータ量を示す単位であり、数値が大きい程通信速度は早くなります。難しい話をすると、1Biteのデータは8bitに分割されるので、bpsで示された数値を8で割った値が1秒間に通信可能なデータ量です。

1GBite(ギガバイト)は1024MBite(メガバイト)に換算出来るので、下り最大1Gbpsは1秒間に128MBiteのデータがダウンロード可能ということになります。ただし、これはあくまで理論値であるので実際の使用環境によって数値は下がるのが一般的なので注意しましょう。

頭が痛くなる話はこの辺にして、インターネットを通じた各サービスがどれくらいの通信速度を必要とするのか教えます。

Youtube5Mbpsあると高画質でも快適に視聴できる
Netflix15Mbps~だと止まることはほぼない
Amazonビデオ5Mbps以上あれば申し分なし
SNS全般3Mbpsあれば問題ないが、インスタなど画像系だと5Mbpsほしい
メール・LINE100Kbpsあればストレスなし
オンラインゲーム20Mbps以上でストレスないはず

多くの人が利用しているであろうYoutubeなどのオンライン動画サービスでは低画質モードで1Mbps、高画質モードなら5Mbpsが必要と言われています。

動画よりも多くのデータ通信をリアルタイムで行うオンラインゲームでは、20Mbps程度あれば快適にプレイ出来る目安です。当然、動画の内容や長さ、ゲームのジャンルによって必要通信速度の目安は変動するのは頭に入れておきましょう。

といった感じで、ソフトバンク光の最大速度「1Gbps」があれば、ネット上全てのサービスが利用できます。もし、実測が50~100Mbps程度だったとしてもです。

管理人
10Mbpsあれば問題ない!という専門家も多いです。なので、「NURO光」の世界最速2Gが話題になってますが、理論上はそんな速度必要ないんですw

通信速度の測り方

使っているインターネットの速度が「速い」か「遅い」かは主観的なもので個人差があります。まずは客観的にどれくらいの速度が出ているのか?実際に数値として算出してみることが重要です。

インターネットの通信速度を測定するのに難しい設定や特別な機材は必要ありません。通信速度の測定サイトへアクセスすればボタン1つでbpsの数値を算出することが出来ます。

利用しやすい測定サイトは…

  • RBB SPEED TEST
  • 速度.jp
  • 他、NUROやKDDIの測定サイト

通信速度測定サイトで算出したbpsは、測定したその時点での通信速度であることに留意しておきましょう。通信速度は様々な要因によって変動するものです。

例えば、通信速度を測定する時間帯によっても数値は大きく異なり、夕方から夜にかけては一般的に通信速度が低下します。これは夕方以降は自分の他にも通信回線を使用する人が多い時間帯だからです。

特にソフトバンク光はフレッツ光の回線を使用しているので、bpsの数値変動が顕著になることがあります。

ソフトバンク光の速度が遅くなる原因

ソフトバンク光の通信速度は、インターネットサービスを快適に楽しむのに十分なスペックとなっています。

しかし、最大1Gbpsの通信速度は様々な要素が原因となって低下してしまうものです。通信速度が低下してしまう原因にはいくつか考えられるので、それさえ分かれば速度向上の足掛かりになるかもしれません。

まずは考えられる通信速度低下の原因を押さえておくと良いでしょう。

通信速度低下には大きく分けて3つ。「物理的原因」「回線的原因」「環境的原因」が考えられます。

インターネットの通信が遅いと思ったら、まず手軽にチェック出来るのは物理的な原因についてでしょう。PCと接続している周辺機器に不具合が生じていたり、ルーターやLANケーブルが古くなっていても通信速度の低下を引き起こすことがあります。

回線的原因は接続先のサーバーや使用している回線の不具合によるものです。環境的原因は「インターネットを利用している人が多い時間帯に使用している」などが挙げられます。

ソフトバンク光が爆速にする対策

ちょっとしたことで「ソフトバンク光を爆速」にすることは可能です。もちろん、環境の問題などの場合は難しいですが、それ以外の原因であれば改善できる可能性は十分あります。

接続機器の再起動

PCにはマウスやキーボードの他にも、様々な周辺機器を接続することが出来ます。しかし、PCは外部機器からの影響を受けやすいデリケートなデバイスであり、周辺機器が不具合を起こすとPCの動作にも影響を及ぼすこともあります。

その為、通信速度の低下が見られる場合は、まずPCに接続されている周辺機器を再起動してリセットさせてみることをおすすめします。特に、アナログ信号とデジタル信号の変換を行うモデムというデバイスは通信速度にも大きく影響を及ぼすので覚えておきましょう。

また、PCに接続する周辺機器の多くはドライバーと呼ばれる専用のソフトウェアを用いて、OSのアップデートに対応しながら機能や動作の安定性を保っています。接続機器のドライバーが古いバージョンのまま使い続けていると接続機器が不具合を起こし、PCに負担をかけることでインターネットの通信速度が下がってしまうこともあり得ます。

長期間に渡ってドライバーの更新を行っていない周辺機器があれば、最新のドライバーを公式サイトからダウンロードして更新してみると良いでしょう。

周辺機器の中にはそれ自体がインターネットに接続出来るものもあります。そうした周辺機器がインターネットに接続する際に不具合を起こしていると、インターネット接続に悪影響の可能性はかなり高いです。

そのデバイス本体やドライバー・専用ソフトから設定が可能なことが多いので、周辺機器の再起動とドライバーのアップデートでも通信速度が回復しない場合は、接続している周辺機器のインターネットを再接続してみるのも効果的な場合があります。

モデムやルーターの再起動

PCの周辺機器の1つに「モデム・ルーター」と呼ばれるものがあります。ルーターとは、複数のインターネット接続機器に対して回線の中継を行うデバイスです。

自宅でPCの他にテレビ・スマホ・タブレットなどのインターネット対応デバイスを利用する場合は、ルーターにそれぞれのデバイスを接続して回線を供給することになります。ルーターはPCの電源がオンでもオフでも、基本的につけっぱなしにしておくのが一般的です。

その為、長時間使用し続けるとルーターの処理能力が低下し、接続しているデバイスのインターネット通信速度が低下することがあります。そんな場合はルーターを再起動させると処理能力が戻り、通信改善することもあります。

ルーターにはいくつものケーブルが接続されているので、一見難しそうに見えて操作をためらってしまう人も居るでしょう。ただ、ルーターの再起動には難しい操作は必要ありません!

直接操作出来る環境であれば、まずルーター本体の電源をオフにしましょう。もしくは、電源プラグをコンセントから引き抜いてもルーターの電源を正常に落とすことが出来ます。

電源を落としたら、そのまま5分程度放置しましょう。これは放電と呼ばれる作業で、機器内に帯電している電気を逃がしてクリアな状態にするためのものです。連続稼動で機器にたまった熱をクールダウンさせる意味合いも持っています。

設置場所の関係で直接ルーターに触ることが出来ない場合は、PC上のデバイス一覧からルーターを選択し、プロパティなどから「再起動」を選択しましょう。5分経過したら電源を入れ直して再起動完了です。

ルーターを電波受信しやすい場所に移動する

意外と見落としがちですが、ルーターの設置場所によってもインターネットの通信速度は変動します。

特にWiFiや無線ルーターを使用している場合は、設置場所が電波受信状況に大きく影響することがあります。一般的にルーターは窓際に設置するのが良いとされています。これは電波塔から発信された電波をなるべく受信しやすくするためです。

但し、窓際ならどこでも通信速度の改善が期待出来る訳ではありません。ルーターを設置する窓の方向に電波の送信元である基地局がなければあまり意味がなく、周辺に高い建物が多いと電波の通りが悪くなってしまいます。

電波の通りという点では家の中も同様で、ルーターが設置してある窓際からPCまでの間には出来るだけ家具や壁などの遮蔽が無いことが望ましいです。窓際に場所を移しても通信速度が改善しない場合は、上記の条件を満たす窓際へルーターを設置してみましょう。

ルーターの設置場所として望ましくない場所を把握しておくことも重要です。

電波は家電製品から発せられる周波数にも影響を受けやすいので、ルーターと他の家電製品は離して置くのがベター。特に電子レンジとルーターは相性が良くないので覚えておきましょう。

また、ルーターを介する電波は水を通過しにくいという特性があるため、台所や洗面所付近では電波が弱くなる傾向があります。また、ルーターを床に直接置いてしまうと、床に電波が反射して通信速度の低下に繋がることもあるので注意しましょう。

市販されているカバーも材質によっては電波を通しにくく、熱がこもりやすくなってしまうので原材料の確認もしておくと尚良しです!

ルーターやLANケーブルを買い替える

ルーターやLANケーブルの仕様や規格は日々、最新のものが開発されています。

古いルーターやLANケーブルを使い続けているとソフトバンク光の通信速度を最大限に引き出せない可能性があります。数年前から同じルーターやLANケーブルを使い続けている場合は、これらを新しくすることで通信速度の回復が期待出来るでしょう。

ソフトバンク光の最大通信速度である下り1Gbpsに対応するには、まずPC本体やルーターのLANポートが「1000BASE-T」という規格である必要があります。

古いタイプのPCで規格が対応していない場合は、LANポートを購入して増設することで対応可能です。ルーターはセキュリティの向上や動作安定、性能向上のためにファームウェアが定期的に更新されます。ファームウェアが最新のものに更新されていないと通信速度の低下にも繋がるので注意しておきましょう。

また、LANケーブルの規格も通信速度に大きく影響します。

1Gbpsの通信速度に対応しているLANケーブルの規格は2019年時点でカテゴリー「5e・6・6A・7」の4種類です。

家電量販店で比較的手軽に入手出来るので、これらの規格にまだ対応していないのであればお店を覗いてみましょう。なお、無線LANを使用する場合は「IEEE802.11ac」という規格が通信速度1Gbpsに対応しています。

SSID(2G・5G)を変える

WiFiを利用して無線でインターネット接続を行う場合、SSIDと呼ばれるアクセスポイントにデバイスを接続することになります。

WiFiは複数のアクセスポイントから任意もしくは自動識別で接続先を選ぶことが多いので、それぞれのアクセスポイントを識別するための名称がSSIDと考えておきましょう。

ソフトバンクが提供しているWiFiユニットからはSSIDの末尾が「2G」と「5G」という2種類の周波数帯域が発信されています。5Gは2Gよりも新しい周波数帯域であり、基本的には5Gの方が通信速度が速いです。2Gの周波数帯域を使用して通信速度が遅いようであれば、5Gに切り替える事で改善出来る可能性があります。

ただし、5Gの周波数が2Gよりも全ての面で優れているという訳ではありません。

5Gの周波数帯域は通信速度こそ速いものの、壁や柱などの遮蔽物に弱いというデメリットがあるのです。無線LANルーターを設置している部屋でPCやタブレットといったデバイスをインターネットで接続するのであれば、5Gの周波数帯域は適した選択と言えるでしょう。

しかし、ルーターから離れた部屋でデバイスをインターネットに接続する場合は、2Gの周波数の方が通信速度を確保出来る場合があります。デバイスをインターネットに接続する環境に応じて、5Gと2Gの周波数帯域を使い分けると良いでしょう。

ネットを使用する時間帯を変える

前述の通り、ソフトバンク光はNTTのフレッツ光回線をソフトバンクが利用している光コラボと呼ばれる回線です。

フレッツ光回線はソフトバンク以外の企業にも提供されているため、ピーク時には大勢の人がこの回線を使用することになります。どれほど通信速度の上限が高速であろうとも、同時に大勢の人が同じ回線を利用すればデータ量が圧迫され通信速度は低下してしまいます。

一般的に混み合う時間帯と言われているのは…

  • 仕事や学校が終わる夕方から夜間
  • 土日や祝祭日の終日
  • 雨天時など天候の悪い日

一般的にインターネットの通信回線は仕事や学校が終わる夕方から夜間にかけて混み合うと言われています。また、土日や祝祭日も学校や仕事が休みになる人が多いため、インターネットの回線は混雑しがちです。

こうした回線が混み合う時間を避けてインターネットを利用すれば、ソフトバンク光本来の力を発揮するはずです!

回線の圧迫は世帯単位でも起こり得ます。家族の複数人が同時にインターネットを利用すると通信速度の低下を招く可能性が大きいと言えるでしょう。

夕方以降は余暇の時間として動画閲覧やオンラインゲームなど、大容量のデータ通信を必要とするコンテンツを利用する人も多いです。家族間でインターネットを利用する時間帯をずらすだけでも、比較的快適な通信速度の確保は期待出来ます。

夕食時に家族が揃うのであれば、お互いのインターネット利用時間について一言相談しておくだけでも通信速度の低下や家族間のトラブルの防止にも繋がります。

お客様サポートセンターに相談する

インターネットの通信速度が低下する理由には多くの原因が考えられるため、多少の専門知識を身につけていないと原因を解明出来ないこともあるでしょう。

自力で解決出来る原因もあれば、PC・スマホ・ルーターといったデバイスの故障というケースも考えられます。デバイスが故障している場合はそれぞれのメーカーで用意されているサポートセンターへ相談するのが効果的です。

また、通信速度が低下している理由が分からないといった場合も、お客様サポートセンターに相談する事で専門スタッフが状況から原因を解明してくれるケースもあります。

ソフトバンクの光BBユニット(レンタルのルーター)の故障が疑われる、または通信速度低下の原因が分からない場合はソフトバンク光のお客様サポートセンターに相談してみましょう。ソフトバンク光では電話での問い合わせ以外にもサイトのログインページで利用出来る自己診断ツールや、チャットによる相談窓口が設けられています。

都合の良い時間帯にソフトバンク側から折り返しの電話がもらえる予約サービスも用意されているので、自分の都合や好みに合わせてサービスを使い分けてみると良いでしょう。

ソフトバンク光のサポートページはこちら

光BBユニットで高速通信が可能になる?

ソフトバンク光には「光BBユニット」と呼ばれるレンタルルーターのオプションが用意されています。実はこの光BBユニットを利用すると、回線速度の向上が期待できます!

「光BBユニット」に期待できる理由

ソフトバンク光をはじめとする光コラボ回線では、各都道府県内に設けられているNTTのNGN網という次世代ネットワークを使用しています。

光コラボでこのNGN網と各家庭のプロバイダを接続するために用いられる装置が「網終端装置」と呼ばれるものです。通常、フレッツ光はこのNGN網から網終端装置を通らなければならないので、利用者が増えるとこの網終端装置がボトルネックとなって回線が混雑して通信速度が低下してしまいます。

しかし、ソフトバンク光のオプションである光BBユニットは、この網終端装置を介さずにNGN網とプロバイダを接続出来るのです。

光BBユニットでは「IPv6 IPoE + IPv4 over IPv6」という接続方式が採用されており、光BBユニットで提供されるこのサービスは「IPv6高速ハイブリッド」と呼ばれています。

IPv6高速ハイブリッドでは、混雑している回線を迂回して余裕のある回線を選択するプログラムが組まれており、この接続方式によって網終端装置を介さにNGN網とプロバイダを接続する事が可能になりました。

しかも、IPv6高速ハイブリッドはソフトバンク光でオプション提供されている光BBユニット固有のサービスなので、市販のルーターでは利用出来ないことも覚えておきましょう。

光BBユニットには魅力がたくさん!

ソフトバンク光の通信速度高速化が期待出来る光BBユニットですが、このオプションサービスにはそれ以外にも様々な魅力が備わっています。光BBユニットの利用申し込みを行うと、付随していくつかのサービスに申し込みが出来るようになります。

  • Wi-Fiマルチパック
  • ホワイト光電話
  • おうち割光セット

光BBユニットに付随するサービスは多岐に渡るので、必要に応じてソフトバンク光のサービス内容をカスタマイズ出来るのは大きな魅力と言えるでしょう。

外出先でも快適にインターネットを利用したいのであれば、Wi-Fiマルチパックに申し込むのがおすすめ!Wi-Fiマルチパックでは全国各地に設置されている”BBモバイルポイント”と呼ばれるWiFiスポットで、デバイスをインターネットに接続出来るようになります。

スマホやタブレットを高速通信でインターネットに接続出来るのはもちろん、携帯ゲーム機でオンラインゲームを楽しんだり、WiFi対応のカメラで撮影した画像を即座にインターネット上のストレージにアップロードする事も可能です。

固定電話をよく使用するのであれば「ホワイト光電話」を契約するのも良いでしょう。

ホワイト光電話は通常の電話回線ではなく、光ファイバー網を利用した新しいタイプの固定電話サービスです。用途や使用頻度に応じて「基本プラン」「基本プランα」「誰とでも定額 for 光電話」という3つのプランが用意されているので、無駄なく自分に合わせた料金設定を選ぶことが出来ます。

現在使用している固定電話の番号をそのまま使用し続けられるので、面倒な電話番号変更の連絡をせずに済むというのも大きなポイントです。

使用しているスマホのキャリアがソフトバンクであれば「おうち割光セット」を利用することで利用料金がお得になります。これはソフトバンクの携帯電話端末とソフトバンク光をセットで利用することで、毎月のスマホ利用料金が最大1000円引きになるというものです。

他にも「光BBユニット」のおすすめポイントは沢山ありますが、読むのが面倒になってしまうのでこの辺でやめておきますw

光BBユニットをレンタルした場合の月額料金

光BBユニットはあくまでソフトバンク光の有料オプションなので、利用するにはソフトバンク光とは別に利用料金が必要です。月々の支払いが自分が必要とするスペックや、サービス内容に見合っているかよく確認しておきましょう。

料金はざっとこんな感じです。

ソフトバンク光(戸建)5,200円
ソフトバンク光(集合)3,800円
光BBユニット467円
Wi-Fiマルチパック990円

まず、サービスの土台となるソフトバンク光の基本使用料は集合住宅の場合で月額3800円(税抜)です。

ここへオプションとして光BBユニットのレンタルを加えると月額467円(税抜)の利用料が加わります。家庭内でも無線LANとしてソフトバンク光を利用する場合にはWi-Fiマルチパックの月額料金990円(税抜)が必要になる事も覚えておきましょう。

つまり、光BBユニットをレンタルしてソフトバンク光を高速通信で利用する場合月額最低4267円(税抜)、無線通信の場合は月額5257円(税抜)がかかる事になります。

実際にはここに初期費用として回線工事費などが加わりますが、新規契約なのか他社からの乗り換えなのか、キャンペーンの適用有無などによって総額は変わります。

IPv6高速ハイブリッドは申込みが必要

光BBユニットでは「IPv6高速ハイブリッド」という接続サービスが利用可能であるとご紹介しましたが、実際にこのサービスを利用するには別途申し込みが必要になります。しかし、申込みに際して追加の料金がかかることはありません。

IPv6高速ハイブリッドを利用するには「光BBユニットのレンタル」と「フレッツ・v6オプション(NTT東西)」へ申し込みます。申込みは公式サイトからの手続きの他にも、ソフトバンクショップでの手続きも可能です。不明点をその場でスタッフに質問出来るので、不安要素がある場合はショップで手続きを取ると良いでしょう。

公式サイトから手続きを行う場合には、「お客様サポート」→「各種お手続き・契約内容確認トップ」→「接続方式変更のお申し込み」の順番で進んで申し込みます。

市販のルーターならスペックの高いものを選ぼう!

ソフトバンク光の通信速度を最大限に活かすには、基本的に光BBユニットの利用が推奨されています。

光BBユニットはルーターとしての総合スペックも十分に備えており、IPv6高速ハイブリッドという独自の強みも持っているので利用の推奨も頷けるでしょう。

しかし、使用しているスマホがソフトバンク以外のキャリアだとお得な「おうち割光セット」が利用出来ないのでメリットが薄れてしまうのも事実です。また、無線通信においては市販のルーターに優秀な製品が多く流通しているため、戸建ての広い家で快適な無線通信を楽しみたいという人にとっても市販のルーターでソフトバンク光を利用するという選択肢もあるでしょう。

市販のルーターを購入する場合、利用用途に合わせたスペックの製品を選ぶ事が重要です。

例えば仕事用のインターネット接続で使用するにも関わらず費用の安さを重視してしまうと、接続の不安定さや通信速度の遅さで仕事が滞ってしまう可能性もあるでしょう。逆に、軽いインターネットサーフィン程度の用途にも関わらずオーバースペックな市販ルーターを購入すると、費用だけがかさんで宝の持ち腐れになってしまいます。

仕事用に市販のルーターを導入するのであれば、予算1万5000円前後を見込んでスペックの高いものを選ぶのがおすすめです。通信速度の目安としてはLAN・WAN共に1000BASE-T(1Gbps)規格のものを選んでおけば有線接続でも不便は感じないでしょう。

WiFiでの利用を考えているのであれば無線接続時の通信速度を忘れずに確認してください。それほど広くない屋内で使用する、または接続するデバイスがさほど多くないのであれば5000円~1万円程度の予算で必要十分なルーターが見つかるでしょう。

原則として、インターネットの通信速度はLANポートやケーブルが最新規格であるほど早くなると思って間違いありません。実際にどれほどの通信速度が出せるかは使用環境や状況にもよりますが、高速通信を期待するのであればまずは予算を割いて必要なスペックを用意しておくのがおすすめです。

まとめ

ソフトバンク光は、光コラボ回線の中でも高速通信と安定性において定評のあるサービスです。

フレッツ光の回線を多数の企業間で共有するという光コラボの性質上、時間帯や曜日によっては通信速度が低下してしまう可能性はあります。しかし、ソフトバンク光では「光BBユニットによるIPv6高速ハイブリッド」という対策が用意されています。

そして、その光BBユニットをレンタルする事で、付随するサービスへの申し込みが可能となるので、確実に利便性は更に向上すると言って良いでしょう。

光BBユニットの他にも、ルーターの設置場所や接続機器の規格、周辺機器の再起動など通信速度を向上させるための対策は豊富です。もしもソフトバンク光との契約後、思ったように通信速度が上がらない場合は今回の記事でご紹介した方法を実践してみてください。

ソフトバンク光は回線速度が遅い!」という口コミの信憑性が低いのは分かったところで、最後にガッツリ得してもらう方法を伝授します。

当サイトの管理人も何度かお世話になっている「業界最高水準のキャッシュバック」を実施している代理店があり、そちらで申込みすれば損させない自信があります!

WEB申込みもできますが、出来れば電話で相談されてください。親切、丁寧に案内してくれ、あなたに適した光回線を提案してくれるはず。

嘘偽りなしで優良な代理店窓口なので是非。