ドコモ光の引越しまとめ!移転手続きや乗り換えをおすすめする条件

ドコモ光の引越しまとめ!移転手続きや乗り換えをおすすめする条件

現在利用中の「ドコモ光」で引越しが決まった場合、移転手続きしてそのまま継続利用するのか?それとも乗り換えするのか?

「只でさえ荷造りなどで忙しいのに光回線のことなんて考えられない!」と感じてしまう気持ちも分かりますが、この選択次第で総額100,000円ほどの損をしてしまう可能性もあります。

引越し先でもインターネットを使う場合、様々な条件によってお得なサービスは変わります。引越し先の地域や建物、あなたの契約状況、他社回線のキャンペーンなど、比較・検証することは多岐にわたります。

でも、安心してください。ネット回線の知識がなくても、この記事だけ読んでもらえれば99%損させません!

少し長文になってしまいますが、可能な限り最後までお付き合いください。また、役立つ関連記事を載せておくので、時間があれば合わせてご覧になってください。

▼乗り換えをおすすめする条件はこちら▼

引越し先でドコモ光が使えるか確認

ドコモ光を使っている場合、引越し先でも今までと同じように使えるとは限りません。引越しの際に最も重要なことは、引越し先でも問題なくドコモ光が使えるかどうかを確認することです。

もし使えない場合は継続利用できません。その為、引越し先でドコモ光が使えるかどうかの確認方法やポイントを紹介しておきます。

そもそも光回線を導入できないことも

引越し先の地域や建物によっては「光回線自体が未対応」の可能性があります。当然、未対応のケースはドコモ光を継続して利用することはできません。

光回線が使えるかどうか、ドコモ光が使えるかどうかは、NTTの公式サイトから確認することができます。但し、東日本・西日本でエリア検索ページは異なるので、引越し先の住所が該当するページで確認してください。

マンションタイプは設備の導入確認が必要

光回線に対応している地域でも、状況によって工事ができないことがあります。

例えば、マンションなどの集合住宅で光回線の設備がない場合、ファミリータイプの工事が必要となります。ファミリータイプの工事をすると、穴あけ・ビス止めが必要となるため、管理会社や大家さんの許可が必要となります。

とはいえ、インターネットが使えない建物だと入居者が集まらないので、何も使えないといったケースはほぼないと思って大丈夫です。

管理人
古い建物だと稀にネット利用不可の物件もあります。どうしても光回線を利用したい方は、契約前に必ず確認しておきましょう。

提供エリアであっても導入不可のケースはある

たとえ光回線に対応している地域だとしても、建物の構造以外に「電柱との位置関係」によって工事が難しいケースもあります。

光回線を引き込むためには、電線から光ケーブルを引き込む作業が必要です。建物と電柱の位置に問題がある場合は、調査日もしくは工事当日に工事を断られる可能性もゼロではありません。

もし、導入不可でも「モバイルWi-Fi」や「ソフトバンクエアー」のようなサービスがあるので、工事なしでインターネットの利用は可能です。通信速度は多少落ちてしまいますが、普段使いならストレスなく使えると思います。

ドコモ光の移転にかかる費用

引越し先でもドコモ光を継続して利用するなら「移転手続き」をしなければなりません。

ただ、引越しにはインターネットの移転以外にも何かとお金がかかります。その為、移転にかかる費用を事前に把握しておき、引越し費用の節約につなげることが大切です。

ファミリータイプ(戸建て)の場合

戸建てに引っ越す場合の費用は以下の通りです。

事務手数料2,000円
工事費同じエリア内:9,000円
違うエリア:18,000円
派遣工事なし:2,000円

事務手数料に関しては条件なく掛かります。引越しで移転手続きする場合でも工事費は掛かりますが、工事費が無料になるキャンペーンを適用すれば1円も払わなくて済みます。

マンション・アパート(集合住宅)の場合

引越し先がマンションの場合の移転費用は以下の通りです。

事務手数料2,000円
工事費同じエリア内:7,500円
違うエリア:15,000円
派遣工事なし:2,000円

ファミリータイプ同様、事務手数料に関しては条件なく掛かります。工事費も引越し先の状況によって2,000~15,000円の費用が発生しますが、ドコモ光の公式キャンペーンを適用すれば払う必要はなくなります。

工事費無料キャンペーン」については以下の記事を参考にしてください。

ドコモ光を移転する手続き方法や注意点

引越しでドコモ光を移転する際は、いくつかの申し込み方法があります。

NTT公式サイトからWeb申込み

ドコモ光 NTT公式サイトからWeb申込み

まず、NTTの公式サイトから申込みをする方法。NTT公式サイトからWeb申込みをすれば、ドコモショップに行かなくても簡単に手続きができます。24時間対応可能なので、夜間しか時間のない人でも手続きできるメリットがあります。

Web申込みをする場合、NTT公式サイトのWebフォームに必要な情報を入力すれば、後日「ドコモ光引越しWeb手続きセンター」から電話がかかってきます。

また、Webから申込みをすると、ポイントの還元がありお得です。具体的には、事務手数料の2,000円分と、移転工事費の最大18,000円分がdポイント(期間・用途限定)で還元されます。

申込みで必要な情報はこちら。

  • 契約者名義
  • 携帯番号(セット割適用時)
  • 契約ID(お客さまID)
  • 引越し先の住所
  • 工事希望日

⇒ドコモ光の移転手続きページ

ドコモショップや電話で申込み

ドコモショップでの申し込み方法

さらに、移転をするときには、ドコモショップや電話からの申込みもできます。

ドコモショップに足を運べば、移転手続きの疑問点などを対面で相談できるメリットがあります。Webでの手続きに自信がない方は、こちらの申込み方法をおすすめします。ちなみに、その際に必要なものはこちら。

  • 契約者名義
  • 携帯番号(セット割適用時)
  • 契約ID(お客さまID)
  • 引越し先の住所
  • 工事希望日

用意しておかないと二度手間になってしまうので、特にドコモショップで手続きする際は万全の準備をしてから出向きましょう。

⇒「契約ID」の確認方法はこちら

移転手続きを申込む前に決めておくこと

工事をしてもらいたい希望日は申込み前に決めておいてください。もちろん、希望した日が必ず取れる訳ではありませんが、適当に決めてしまうと工事当日に予定が重なり、ネットの開通が先延ばしになってしまいます。

また、土日に工事を希望する場合、別途3,000円の費用が上乗せされます。「工事費用をできるだけ安く抑えたい」と考えているなら、工事の日は可能な限り平日を選択しましょう。

それと、引越しシーズンや週末などは工事を希望する人が多いため、予約が込み合います。ゆえに、希望が通りにくい可能性が高いので、できるだけ早い段階で申込みをすることが大切です。

無線LANルーターやONU(回線終端装置)の返却はお忘れなく

まず、無線LANルーターやONU(回線終端装置)などレンタルしている機器類です。これらの機器類をレンタルしている場合は、引越し先で新機種にするなど旧機種の返却が必要になるケースもあります。

機器類の返却に関する送料については、基本的にはNTTが負担してくれます。ただし、機器類の返却を忘れてしまうと、機器に相当する違約金を支払わなければなりません。

引越しの荷物と一緒に梱包してしまったり、不用品と間違えて処分したりすることのないように注意しましょう。

東日本と西日本をまたぐ移転は要注意

ドコモ光を移転する際、東日本エリアと西日本エリアをまたいで引越しをするケースも考えられます。

それぞれのエリアが独自で提供しているオプションサービスを利用している場合は、東西のエリアが変わることによってこれまでのサービスを引き継ぐことができないこともあります。申込みする時に必ず確認しておきましょう。

加えて、引越しで東西をまたぐと「契約ID」も変わります。特に注意することはないですが、契約内容の変更などで必要になるので一応覚えておいてください。

新築物件に引越す場合の注意点

住所問題市区町村の窓口に届出を出し、新居の住所を予め登録しておく必要あり。登録に1週間~10日程度で決定するので、申込み前に行っておく。
外壁に穴あけエアコンの配線などを通せない場合、外壁に穴を開けないと工事が出来ない可能性あり。

インターネット以外の手続きで登録済みだとは思いますが、住所が存在しないとそもそも申込みすることはできません。もし、まだ住所登録をしていない場合は、今すぐにでも手続きを済ませておきましょう。

新築物件に穴を開けられるのは誰だって嫌です。しかし、物理的にそれ以外の方法では工事できないケースもあるため、諦めることが一番の解決策かもしれません。

ちなみに、ドコモ光で穴あけをNGにして他社回線に申込みしても、結局同じ工事内容になる可能性は高いです。

ドコモ光を解約して乗り換えた方が良いケース

引越しでドコモ光を移転させるより”乗り換え”をおすすめするケースを紹介します。ひとつでも該当することがあった場合は、他社回線を比較してから決めるようにしましょう。

ドコモ光の通信速度に不満がある

ドコモ光の通信速度は以前から評判が悪い傾向です。回線自体に問題はないと思われますが、ひょっとしたらプロバイダが混雑していて遅くなっているのかもしれません。

ただ、原因の特定はほぼ不可能なので、通信速度に不満があるようなら思い切って乗り換えしてしまうのも一つの改善策です。

「ドコモ光のプロバイダを乗り換えれば済む問題では?」と感じた方も多いはず。ですが、ドコモ光はプロバイダを変更すると手数料や違約金が掛かるうえ、新規キャンペーンも適用できずデメリットしかありません。

その為、遅いのがサービスのせいだと感じる場合は、ドコモ光ごと解約して乗り換えることをおすすめします。

2年契約の更新月で違約金が掛からない

ドコモ光を利用している人の多くは「2年自動更新」で契約しています。この契約は2年の利用継続を約束する代わりに、指定する更新月以外で解約すると違約金が掛かるというもの。

この違約金が発生しない更新月が近いのであれば、その時期に合わせて乗り換えした方がお得になれる可能性は高いでしょう。

また、ソフトバンク光やauひかりでは「乗り換えキャンペーン」を実施しているので、工事費の残債が残っていたとしても全額肩代わりしてくれるメリットもあります。※キャンペーンの関連情報は以下の記事が参考になります。

更新月がピッタリ重なることはなかなかないでしょうが、引越しする時に偶然そのタイミングだった場合は絶対に乗り換えを選びましょう!

ドコモのスマホを使っていない&乗り換え予定

ドコモ光は”docomoスマホ”を使っている人向けのサービスです。セット割を適用することでスマホ代が割引され、他の光回線サービスよりメリットある料金で利用することができます。

しかし、スマホのキャリアがドコモ以外だと全くお得ではなくなります。そもそも、基本料金は安くないですし、通信速度も特別速いという訳でもありません。

なので、ドコモ光を使っているのにドコモスマホじゃない方は、すぐ乗り換え準備をはじめてくださいw

管理人
インターネット回線はスマホキャリアと組み合わせるとメリットが増大します。大手3キャリアに合わせた回線選びは基本中の基本です。

高額キャッシュバックを貰いたい

ドコモ光から乗り換えて高額キャッシュバックを貰いたい

ドコモ光を移転手続きする場合、工事費は無料になるだけでそれ以外のメリットは一切ありません。ドコモ光を移転して喜ぶのはドコモさんのみ。継続するのに特典もなく、まさにカモみたいな扱われ方ですよね…。

ネット回線の新規申込みというのは”高額キャッシュバック”を貰うのが常識です。

申込みするサービスや窓口さえ間違わなければ、最低でも30,000円以上は受取ることができ、公式キャンペーンなどを合わせると5万円は軽く超えます。

百歩譲って、ドコモ愛が強すぎて他社サービスを利用したくないならしょうがないです。しかし、そういった拘りがない人であれば、スマホやネット回線は2年周期で乗り換えてキャッシュバックを貰うのが一番得なんです。

光回線キャッシュバック額
ソフトバンク光50,000円
auひかり50,000円
So-net光35,000円
NURO光35,000円

今申込みするなら上記のサービスを選べばまず損することはないでしょう。ただ、それぞれのサービスに適した窓口があるため、専門の代理店などに相談するのが間違いない方法です。

申込みする気がなくてもいろいろと教えてくれるので、乗り換えに興味がある方はとりあえず電話で相談してみましょう。

まとめ

ドコモ光を引越し先でも継続して利用するのか?それとも、解約して他社回線に乗り換えするのか?知識がないと判断するのは難しいでしょうが、今回説明したことを覚えておけば最良の選択をできるはずです!

但し、使っているスマホキャリアの問題や、引越しする条件は10人いたら10通りあります。その状況に適した方法を選ぶことが求められるので、どうしても答えに辿り着けない時は代理店などに手助けしてもらってください。

最後に、間違えても事業者の思惑に嵌って、あなただけ損する申込みだけはしないように。