IIJmioひかりの評判は?キャンペーンなしでも料金や速度はまあまあかも

IIJmioひかりの評判は?キャンペーンなしでも料金や速度はまあまあかも
  • 「格安SIMとのセット割でお得に利用できる光回線を探してる」
  • 「IIJmioで格安SIMを契約中だから、光回線もIIJmioにしようかな」

といった理由で、IIJmioひかりに興味を持っている人もいるのでは?

IIJmioひかりは、格安SIMとセットでお得に利用できるというメリットがある反面、「キャッシュバックがない」「工事費の無料キャンペーンがない」など大きなデメリットがあります。

契約を考えているなら、このあたりのデメリットは事前にチェックしておかないと後悔するかも…。

そこで今回は、IIJmioひかりのデメリットにしっかり触れながら、IIJmioのサービスの実態を詳しくまとめました。メリットは調べればいくらでも見つかるので、他サイトが報じないことを知りたい方は数分だけお付き合いください。

IIJmioひかりとは?

IIJmioひかりは、NTT東日本・NTT西日本の回線設備を借り受けてサービスを提供する「光コラボレーション」のひとつ。プロバイダと光回線をセットで提供するので、問い合わせ先や料金の支払いを一本化できるのが特徴です。

運営会社「IIJmio」の概要

会社名㈱インターネットイニシアティブ
会社HPhttps://www.iij.ad.jp
本社所在地東京都千代田区富士見2-10-2 飯田橋グラン・ブルーム
電話番号03-5205-6500
設立1992年12月3日
資本金22,979百万円
社員数
  • 連結 3,537人
  • 単体 2,056人
事業内容
  • インターネット接続サービス
  • WANサービスおよびネットワーク関連サービス
  • ネットワーク・システムの構築・運用保守、通信機器の開発及び販売
主要株主
  • 日本電信電話株式会社
  • エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ㈱
  • 伊藤忠テクノソリューションズ㈱
  • 鈴木幸一
名称株式会社インターネットイニシアティブ
Internet Initiative Japan Inc.
本社所在地〒102-0071 東京都千代田区富士見2-10-2 飯田橋グラン・ブルーム
Tel: 03-5205-6500
設立年月日1992年12月3日
資本金22,979百万円
従業員数連結 3,537人 単体 2,056人
事業内容インターネット接続サービス、WANサービスおよびネットワーク関連サービスの提供、ネットワーク・システムの構築・運用保守、通信機器の開発及び販売
上場証券取引所東京証券取引所市場第一部 (2006年12月上場、証券コード:3774)
(2019年4月22日現在)
主要株主日本電信電話株式会社
エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
鈴木幸一
主要取引銀行三井住友銀行 みずほ銀行 三菱UFJ銀行 三菱UFJ信託銀行

運営会社は株式会社インターネットイニシアティブで、2006年に東証1部への上場も果たしている大企業です。

企業向けにインターネット(プロバイダー)を提供した国内初の会社で、現在はインターネット接続、MVNO、アウトソーシング、システム・インテグレーションなどの法人向けが主要事業となっています。

個人向けサービスの認知度は低いので、IIJmioと聞いてピンとこない人も多いと思いますが、企業向けサービスではトップクラスの企業です。運営会社についてはかなり信頼をおくことができるでしょう。

IIJmioひかりの料金プラン

ファミリータイプマンションタイプ
4,960円3,960円

IIJmioひかりのファミリータイプ、マンションタイプのそれぞれの利用料金は上記の通り。この設定自体、高くもなく安くもないといった感じで、相場のちょうど真ん中あたりを意識したと思われます。

ちなみに、IIJmioひかりの料金を他社のプロバイダと比較して見ると…

戸建てマンション
IIJmioひかり4,960円3,960円
ドコモ光5,200円3,800円
ソフトバンク光5,200円3,800円
auひかり5,200円4,050円
NURO光4,743円4,743円
BIGLOBE光4,980円3,980円

IIJmioひかりの料金は、ほかと比べて特別安いわけではありません。その為、基本の料金のままでは、他社プロバイダからの乗り換えで通信費を節約するのは難しいでしょう。

もし、IIJmioで通信費の節約を考えているのであれば、IIJmioの格安SIMとのセット割が必須です。格安SIMとのセット割については「IIJmioひかりのメリット」の箇所で解説しているので参考にしてください。

IIJmioひかりの2つのメリット

IIJmioひかりの最大のメリットは、IIJmioのSIMサービスとのセット割

IIJmioに関していえば、このセット割を利用しないとむしろメリットがほとんどない印象。IIJmioひかりを契約するつもりなら、セット割の利用は必ず検討しておく必要があるでしょう。

その他では、IIJmioひかり電話で通話料を節約できることもメリットのひとつ。まぁ、他の光回線でも同じような割引はあるので、最近では当たり前のようなサービスになってしまいましたが…。

という訳で、IIJmioひかりのメリットを簡単にまとめるとこんな感じ。

IIJmioひかりの2つのメリット

  • 格安SIMとのセット割が安い
  • IIJmioひかり電話で通話料を節約できる

それぞれ分かりやすく解説しておくので、気になる方はチェックされてください。

格安SIMとのセット割が安い

IIJmioひかりと同社のSIMサービスを同時契約すると、毎月600円の割引が受けられます。このあたりは格安SIMサービスも提供しているIIJmioならではといったところですね。

ドコモ光・ソフトバンク光・au光などの大手プロバイダがある中で、敢えて「IIJmio」に目を付けている人は”ネット代を1円でも安く抑えたい”と考えているのでは?スマホキャリアに拘りがないのであれば、IIJmioを検討するのもありだと思います。

IIJmioのSIMサービスの特徴

SIMサービスとの同時契約と検討している人も多いはず。IIJmioのSIMサービスの特徴についても簡単に見ていきましょう。

IIJmioひかりは少しマイナーな回線という位置付けですが、IIJmioは格安SIMの中ではかなり有名どころです。利用者の多さが満足度の裏付けとなっているので、安心して利用することができます。

料金プランは、3つのデータ容量から選べるシンプルなものです。

ミニマムスタートプラン(3GB)月額1,600円
ライトスタートプラン(9GB)月額2,220円
ファミリーシェアプラン(15GB)月額3,260円

IIJmioの特徴としては…

  • 中古端末として「iPhone XS」「iPhone XR」の取り扱いがある
  • データシェアプランの内奥が充実(家族での利用がお得)

などが挙げられます。iPhoneを利用したい人や、家族全体で通信費を見直したい人におすすめですね。

セット割の料金をシミュレーション

実際にIIJmioのSIMサービスとのセットでの料金をシミュレーションしてみましょう。

「IIJmioひかり(マンションタイプ)+IIJmioのSIMサービス(9GB音声通話プラン)」で契約した場合の料金がこちら。

IIJmioひかり3,960円(マンションタイプ)
IIJmioのSIMサービス2,220円(9GBプラン)
セット割-600円
合計5,580円

ネットとスマホの通信費合わせて、5,580円に抑えられます。

とくに大手キャリアで契約中の人だと、スマホの通信費が6,000円~7,000円で、それに加えてネット回線が4,000~5,000円で、合計10,000円以上の通信費を支払っている人も多いのでは?

それが「IIJmioひかり×IIJmioのSIMサービス」に乗り換えると、月々の通信費は上記の通り半分ほどに抑えることが可能。

管理人
ネット回線とスマホのキャリアを同時に見直せば大きな節約も見えてきます。ネットとスマホを同時に見直すなら「IIJmioひかり×IIJmioのSIMサービス」はおすすめのひとつ。

IIJmioひかり電話で通話料を節約できる

音質も電話番号もそのままに、通話料を節約できる「IIJmioひかり電話」というサービスがあります。

月額500円、通話料全国一律8円/3分と割安の料金で利用できるのが魅力。NTT一般電話と比べると、基本料金、通話料ともに格安で利用できます。とくに市外・県外への通話料で大きな価格差があります。

IIJmioひかり電話NTT一般電話
基本料金月額500円月額1,700円~
市内間通話8円/3分9.35円/3分
市外・県外への通話8円/3分22円~/3分
管理人
とくに市外にいる両親や友達にたくさん電話をかけたい人はひかり電話とのセット契約を考えてみると良さそう。通話料が大きく節約できるはず。

IIJmioひかりの2つのデメリット

ここまで「IIJmioひかりのメリット」を中心に紹介しましたが、IIJmioひかりにもいくつかデメリットがあります。契約後に後悔しないために、事前にデメリットについてもチェックしておくのが大切。

以下2つを知らずに申込みするとマジで後悔しますよ。

IIJmioひかりの2つのデメリット

  • 工事費は全額自己負担
  • キャッシュバックキャンペーンがない

工事費が全額自己負担

多くのプロバイダで、工事費が実質無料になるキャンペーンを実施していますが、IIJmioはというと工事費は全額自己負担です。

マンションタイプで
配線設備を新設する場合の工事費
15,000円
ファミリータイプで
配線設備を新設する場合の工事費
18,000円
土休日等に派遣工事を実施する場合の加算額+3,000円
宅内の配線設備等を再利用し、
かつ無派遣工事の場合の工事費
2,000円

設備設備を新設する場合には15,000円以上の工事費がかかってしまいます。

配線設備の新設が必要な人は、正直なところ他社のプロバイダを契約する方がお得かもしれません。キャンペーンもなければ、工事費も無料にならないとなると良いところがないですしw

初期工事費無料で契約をしたいなら「ソフトバンク光・auひかり」がおすすめ。ソフトバンク光では違約金負担されたり、au光では工事費相当分の割引が毎月適用されるキャンペーンがあります。

毎月の利用料金ばかりを気にするのではなく、各サービスのキャンペーンも合わせて比較するようにしましょう。

キャッシュバックキャンペーンなし

光回線のプロバイダをの契約となると、高額のキャッシュバックキャンペーンが目を引きますよね。30,000~40,000円ほどのキャッシュバックキャンペーンがあるプロバイダも少なくありません。

一方でIIJmioひかりは、高額キャッシュバックどころかキャッシュバック自体がありません。

IIJmioひかりも過去には15,000円のAmazonギフト券のキャッシュバックがありましたが、それ以降は大きなキャンペーンを実施していません。※以下の画像は以前のもの。

契約時のキャンペーンに期待するならこのあたりは大きなマイナスポイントです。私のように「プロバイダ選びはキャッシュバック重視」という人にとっては魅力に欠けます。

以下の記事でキャッシュバック比較をしているので、1円でも得したいのであれば是非参考にしてください!もしくは、光回線の代理店に相談すれば、その時に最もお得なサービスを紹介してくれるはずです。

IIJmioひかりの口コミ・評判

  • 「IIJmio光の通信速度の評判は?」
  • 「料金についての口コミはどう?」

など気になっている人も多いのではないでしょうか。

IIJmioひかりのような比較的マイナーな回線に申込みをする場合、公式サイトの情報と合わせて、口コミ・評判もチェックしながら慎重に選んでいきたいところ。

基本的に、全ての回線事業者は良いことしか表記していません。なので、実際に利用しているユーザーの声はめちゃくちゃ重要なんです。

通信速度は意外と早い

通信速度の評判は悪くありません

以前は「地域によっては速度が遅い」という評判が多かったのですが、意外と速度が出ているという声が多く、少しずつ改善されてきています。ほとんどの地域で通信速度が出やすくなってきているようです。

設備増強も随時実施されています。このあたりが通信速度の地域差が解消した一因となっている模様。

今後も通信速度が良くなっていくことが期待できそうですね。

「IPoEオプション」で速度が速くなったという声も多い

IPoEオプションを契約して、速度が速くなったという評判も多いです。IPoEオプションはIPv6 IPoE接続を利用してネットワークを高速化できるオプションです。

IPoEオプションは通常は月額800円ですが、2020年6月30日までは無料キャンペーンを実施しています。「IIJmioひかり」を契約するなら、それまでにぜひ加入しておきたいところ。

IIJmioの「格安SIM+光回線」のセット割で安くなった

IIJmioのセット割で安くなったという口コミが沢山ありました。

ソフトバンク8,000円+フレッツ光4,000円で月額12,000円ほど掛かっていたのに、IIJmioのセット割を適用して7,105円まで節約できたという声も。月に5,000円ほどのコストカットができるのは相当デカいですよねw

大手キャリアと他のプロバイダの組み合わせの場合、IIJmioのセット割なら大幅な節約が可能かもしれません。

まとめ

IIJmioひかりをまとめると…

  • 工事費は全額自己負担
  • キャッシュバックキャンペーンがない

フレッツ光の設備を転用でき、なおかつ格安SIMとのセット割を適用しないと、IIJmioひかりを契約するメリットは少ないでしょう。大して料金も安くないし、その他のキャンペーンなども特に注目すべき点はありません。

IIJmioひかりを検討している場合は、このあたりをよくチェックしたうえで契約に進むのが良さそうです。

最後に、光回線サービスはあなたが想像しているより沢山あります!その中から支出が最も抑えられるサービスを探してください。もし、自分ひとり探すのが難しいなら、専門家(代理店)に相談することをおすすめします。