ドコモ光でOCNを選ぶ価値ある?5つのメリットや注意点まとめ

ドコモ光でOCNを選ぶ価値ある?5つのメリットや注意点まとめ

光コラボ回線は基本的にプロバイダ一体型なので、申込みする際に選択する手間はありません。しかし、ドコモ光は複数のプロバイダから選ぶタイプ。その為、それそれのプロバイダ知識を蓄えておかないと、ババを引いてしまうこともあります。

そこで今回は、24社あるプロバイダがある中で最も利用者数の多い「OCN」についてお話しようと思います。

プロバイダ選びの極意は「自分のライフスタイルに適しているか」です。これから説明することをあなたの生活と照らし合わせ、オンリーワンの存在なのか確認してください。

ドコモ光のプロバイダに関してはいくつか記事を書いているので、時間があれば以下も合わせて読まれてください。

「OCN for ドコモ光」とは?

ドコモ光でOCNを利用するサービスは「OCN for ドコモ光」と呼ばれています。無知な方のために解説しますが、本題を確認したい方は次項へお進みください。

▼次項へすすむ▼

OCNの運営会社情報

運営会社NTTコミュニケーションズ
対応エリア全国
最高速度
  • 5GHz:867Mbps
  • 2.4GHz:300Mbps
スマホセット割月額最大で3,500円の割引
工事費用最高18,000円が無料
違約金
  • 戸建て:13,000円
  • マンション:8,000円

「OCN for ドコモ光」は、NTT系列の企業が運営するプロバイダ。ドコモ光の回線サービスとOCNが一体になった、インターネット接続サービスです。

運営しているNTTコミュニケーションズは、主にITソリューションサービスの開発・提供をおこなう大手通信会社です。消費者向けのサービスでは光回線のほかに、格安スマホの「OCN モバイル ONE」などの事業も手掛けています。

「OCN for ドコモ光」の料金プラン

プラン名月額料金(税抜)
戸建て(ファミリータイプ)5,400円
集合住宅(マンションタイプ)4,200円

上記は2年間の契約縛りがある料金です。

契約期間の縛りがない場合は、戸建てで1,500円、集合住宅で1,000円が加算されます。年間で見ると戸建ては18,000円増、集合住宅は12,000円増とかなり高めの料金となるので、縛りなしは論外だと覚えておいてください。

なお、OCN for ドコモ光でも、ドコモのスマホ・携帯とのセット割引が利用できます。毎月のドコモ料金が1,000円ほど、最高で3,500円割引になります。

ドコモ光×OCNを選ぶメリット6つ

ドコモ光でOCNを選ぶ6つのメリットを紹介します。デメリットについては後ほど紹介するので、まずは前向きになれる情報からチェックしておきましょう!

強力な組織体制

OCNを運営しているのはNTTコミュニケーションズ。NTTグループというだけでも信頼性は抜群です。設備もそれ相応の投資をしていると考えられるため、通信の品質向上・安定性につながることも期待できます。

光コラボの開始によって弱小企業でも参入できる時代となりましたが、突然サービス停止したり、カスタマーの対応がクソだったりするため、運営会社の信頼性を確認するのも重要な項目となりました。

その点、NTTは国内有数の通信大手。余計な心配は無用でしょう。

v6アルファを無料で利用できる

v6アルファを無料で利用できる

v6アルファ」とは、回線混雑の軽減が期待できるインターネット接続のオプションサービス。混雑しやすいPPPoEとは違う通信方式にすることで、最大速度により近い高速通信が可能となります。

v6アルファは開通後に申込むだけで利用でき、手数料や月額料金などは一切発生しません。申込むタイミングは開通工事後なので、OCNを利用する場合は必須かも。

v6アルファを申込めば無線LANも無料

v6アルファを申込めば無線LANも無料

以前までは「OCN×ドコモ光」のデメリットとして、無線LANルーターのレンタルがないという点を指摘されていました。

しかし現在は、v6アルファに申込むだけで、無線LANが付いた「IPoEルーター」を無料でレンタルできるように。しかも、OCN for ドコモ光の利用を続ける限り、無線LANもずっと無料となります。

プロバイダによっては、ルーターは自分で用意しなければいけないことも。市販で購入すると10,000円ほどかかるので、この費用をナシにできるのは大きなメリットだと思います。

開通サポートサービスを利用できる

開通サポートサービスを利用できる

OCN for ドコモ光では、光回線のことがよく分からない初心者のために「OCN開通とことんサポート」が用意されています。

初回だけですが「訪問サポートサービス」が無料で利用可能。接続方法がよく分からない場合でも専門スタッフが自宅に来て設定してくれるので、パソコンの知識がなくても安心して申込みできます。

ネット接続・無線LAN接続・メール設定・モデムやルーターの設定・ひかりTV接続など、せっかくの機会なのでいろいろと聞いておきましょう。

セキュリティサービスが12カ月間はタダで使える

セキュリティサービスが12カ月間はタダで使える

本来、月額200円がかかる「ホームネットセキュリティ」を12カ月間無料で利用できます。このオプションの主なサービス内容は以下の通り。

  • Webアクセス制限の設定
  • 不正アクセスのブロック
  • お子様向けの保護者設定

より安全にインターネットを楽しむためのオプションで、お子さんのいる家庭でも役立つこと間違いなし!v6アルファに申込みするだけで利用できるので、開通後したら忘れずに手続きしましょう。

格安SIM「OCN モバイル ONE」も対象

格安SIM「OCN モバイル ONE」も対象

光回線サービスでは、スマホ・携帯とのセット割引に注目する人も多いはず。

OCN for ドコモ光では、格安スマホの「OCN モバイル ONE」がセット割引の対象になるのも他にはないポイント。 OCN光モバイル割が適用され、OCN モバイル ONEの月額料金が毎月200円割引きされます。

割引額はそれほど大きくありませんが、格安スマホはそもそも料金が安いので、そこから割引になるのは嬉しい限り。また、OCN for ドコモ光の1契約につき端末を5台登録できるので、家族でまとめた分だけメリットも増幅します。

管理人
紹介したメリットの中でも「v6アルファ」はかなり魅力的。高速通信かつルーターレンタル無料というだけで、OCNを選ぶ価値はありそう。

ドコモ光でOCNを選ぶデメリット3つ

メリットが多く人気のある組み合わせですが、注意しなくてはいけない点もいくつかあります。

他のプロバイダより月額料金が若干高い

ドコモ光ではOCN以外にもプロバイダが沢山あり、全て合わせると24社から選べます。また、タイプA・タイプBと分類されており、タイプBの方が200円高い設定になっています。

そういった事情からタイプAが人気なのは当然のことですが、残念ながらOCNはタイプBに区分けされています。その為、安さを重視するなら他社プロバイダが良いかもしれません。

タイプA・タイプBのプロバイダは以下のとおりです。

タイプA
  • GMOとくとくBB
  • ぷらら
  • @nifty
  • BIGLOBE
  • DTI
  • 楽天ブロードバンド
  • ドコモnet
  • hi-ho
  • スピーディア
  • excite
  • タイガースネット
  • エディオンネット
  • TikiTiki
  • シナプス
  • ic-net
  • 01光コアラ
  • andline
  • ネスク
タイプB
  • OCN
  • TNC
  • @TCOM
  • WAKWAK
  • アサヒネット
  • ちゃんぷるネット

時間帯によっては混雑しやすい?

ドコモ光×OCNの通信速度について調査すると、問題なく利用できている声がある反面、ネガティブな感想もそこそこ投稿されていました。

速度に不満のある人の口コミ

特に不満はない人の口コミ

ドコモ光・OCNの通信スピードについては、賛否両論となっていることがわかります。50Mbpsも出ない人もいれば、数百Mbpsが出る人もいて、実際に出る速度にはかなりのバラツキがあるようです。

ただし、v6アルファに申込んでいるかどうかで、実測値には大きな差がある印象です。遅いと言っている人は、もしかするとv6アルファなしで利用しているのかもしれません。

実際に導入してみないと分かりませんが、何よりもスピードを最優先するなら「NURO光」あたりを選びましょう。また、世界最速10ギガ回線を提供する「auひかり」もおすすめ。

サポートセンターに繋がりにくいことがある

「OCN for ドコモ光」の口コミで、サポートセンターについての評価は低めです。電話してもなかなか繋がらない、結局解決できなかった、などの声が見られます。

ゴールデンタイムなど、混雑しやすい時間帯で電話が繋がらないのは仕方のないことかもしれません。しかし、メールでの連絡も遅いといった声もあるので、お役所仕事のような怠慢はやめてほしいですよね…。

ただ、OCNの公式サイトにはチャットサービスがあり、そちらで質問することもできます。リアルタイムでやり取りできるため、そちらの方が使えるかも。

ドコモ光×OCNの申込みはキャンペーン必須

せっかく光回線サービスを契約するなら、お得なキャンペーンを使わない手はありません!ドコモ光やOCNでは、以下のようなキャンペーンを実施しています。

高額キャッシュバックを受け取ろう

ソフトバンク光に転用でキャッシュバック

ドコモ光の正規代理店サイトで申込むと、15,000円ほどのキャッシュバックが貰えます。光コラボ同士の再転用だと貰える額は減りますが、それでもキャンペーンを適用させた方が確実にお得です。

ただ、注意してほしいことがあり…

  • オプション加入が必須
  • キャッシュバックの受け取りが1年後

このような代理店は無視してください。基本的にキャッシュバックを受け取るのに条件があるところは避けてもらい、申込みするだけの代理店を探してください。

または、プロバイダが独自に開催しているキャンペーンもおすすめ。中でも「GMOとくとくBB」は人気があり、キャッシュバックの他、v6プラス対応のWi-Fiルーターが無料レンタルできるキャンペーンなどもあります。

ネット回線の申込みで窓口選びは超重要課題です。焦らずじっくり選びましょう!

dポイント最大10,000ポイントプレゼント

新規契約の場合は10,000ポイント、フレッツ光からの転用の場合は5,000ポイントがもらえる特典です。2年契約プランを契約し、7カ月以内に利用中であることをドコモ光で確認できた場合に適用されます。

また、dポイントを受け取るためには、dポイントクラブの会員であることも必要なので、受け取る前に加入しておいてください。

工事費用無料

ドコモ光を新規契約した人は、初期工事費用が無料になります。通常では戸建てタイプで19,800円、マンションタイプで16,500円かかるので、無料になるのはお得ですね。

ただし、以下については適用対象外です。

  • 土日・祝日の追加工事料
  • オプション工事料(ドコモ光でんわなど)

また、新規契約事務手数料の3,000円は別途負担となります。

東京ディズニーランド招待キャンペーン

東京ディズニーランド招待キャンペーン

東京ディズニーランドで新しくオープンするアトラクションを楽しめるチケットが抽選で当るキャンペーン。他にも、ミニーのスタイルスタジオを体験できるチケットや、5,000円分のギフトカードなどもあります。

  • A賞①:美女と野獣「魔法の物語」+ワンデーパスポート
  • A賞②ファンタジー・フォレストシアター+ワンデーパスポート
  • B賞:ミニーのスタイルスタジオ+ワンデーパスポート
  • A賞・B賞に当選した人の中から抽選で:東京ディズニーリゾートギフト券5,000円分
  • A賞・B賞に外れた方の中から抽選で:東京ディズニーランド・新施設関連のオリジナルグッズ

上記賞が当たらなかった場合も、ディズニーの関連商品の抽選が用意されています。

ちなみに、こちらのキャンペーンは”OCN限定”です。開通後にOCNから抽選ページへのURLが付いたメールが届くので、見逃さないようにしましょう。

キャンペーンには期限があります。

⇒新施設オープン記念キャンペーンの詳細はこちら

まとめ:ドコモ光×OCN

OCN for ドコモ光」のメリット・デメリットを紹介しましたが、要点をまとめると以下のようになります。

メリット
  • v6アルファで通信速度アップ、無線LANを無料レンタルできる
  • 12カ月間セキュリティサービスが無料
  • キャッシュバックやdポイントプレゼントなどの特典
  • 開通サポートサービスが初回無料
  • OCN モバイル ONEとのセット割引
デメリット
  • 月額料金がやや高い
  • 速度について遅いという声も見られる

タイプBに区分されているため、口コミサイトでは低評価されていることが多いです。しかし、回線品質をはじめ、無線LANルーターを無料レンタルできるメリットは魅力的だと思います。

ドコモ光を検討しているなら候補に入れておきたいプロバイダなので、代理店さんに電話相談するなどし、前向きに検討することをおすすめします!