過去に行政指導?光ギガの評判が悪くて申込みを躊躇っている方へ

過去に行政指導?光ギガの評判が悪くて申込みを躊躇っている方へ

回線速度や料金の安さで光回線を比較中ですか?少なくとも2年は契約して使うものなので、絶対に回線選びでは失敗したくないですね。

現在、光コラボと呼ばれるフレッツ光の回線を利用したインターネット回線の数はなんと500以上もあり、評判の悪いサービスも多いので注意が必要です。

今回は、数ある光コラボの中のひとつである「光GIGA(ギガ)」についての口コミや評判をわかりやすくまとめました。この記事を読めば一発で良し悪しがわかります!

光ギガとは?

光ギガとは、フレッツ光のプロバイダー「Toppa!」を運営する株式会社Hi-Bit(ハイビット)が運営している光コラボレーション回線です。光ギガではインターネット回線だけでなく、フレッツ光と同様に電話やテレビのサービスなどもあります。

総務省の行政指導について

Hi-Bitはかつて、販売や勧誘方法の問題で2015年の2月と12月に総務省から行政指導を受けており、NTT東西から光ギガの新規・転用申し込みの受付を停止されていました。

どんな問題があったのか簡単に内容を説明すると(これでも一部ですがw)

  • NTTからの連絡であるかのような紛らわしい説明やウソの説明をしていた
  • 利用者の状況を確認せずに「今よりも安くなる」と勝手に決めつけ複数オプションをつけた高額な契約をさせていた
  • 3年契約が自動更新されることが利用者にわかる形で説明されていなかった

その後2016年4月に改善したとされ、申し込みの受付を再開し現在にいたります。

管理人
年に2回も行政指導が入るのはさすがにヤバいですね。。正直、改善されたと言われても何もなかったとは思えませんよね…

月額料金はちょっと高め

料金プランはいたってシンプル。プロバイダー料込みの月額料金は以下の通りです。

戸建マンション
月額料金5,300円4,200円
契約手数料3,000円
初期工事費24,000円
契約期間24ヶ月
解約違約金9,975円

戸建・マンション共に少し高めで、解約違約金は平均くらい。違約金を避けるためには契約満了月の翌月から翌々月までの2ヶ月間に解約する必要があります。

月額料金の参考までに、同じ光コラボである「ソフトバンク光」は戸建5,200円、マンション3,800円。他にも光ギガより安い回線は沢山あり、料金だけで選ぶとなるとちょっと分が悪いかもしれません。

光ギガのメリットを挙げるとするならば「KINGSOFT」というセキュリティソフトが無料でついていること。他社ではウイルス対策は有料オプションであることが多いので、別で買おうとしている人には有難いサービスです。

割引サービスの違約金に注意

長とく」という割引サービスを利用すると月額料金が安くなりますが、その代わりに2年以内に解約した場合の違約金が11,000円プラスされ、元の違約金と合わせて20,975円になります。

長とく割期間1~12ヶ月13~24ヶ月
戸建4,980円5,300円
マンション3,980円4,200円
解約金11,000円

25ヶ月目~は戸建5250円、マンション4,150円となり、それ以降は1年ごとに50円ずつ安くなっていきます。61ヶ月目以降は一気に料金が安くなって戸建4,500円、マンション3,400円となりますが、それ以上安くなることはありません。

1年使うごとに月額料金がたった50円ずつしか安くならないのは恩恵が小さすぎる気もしますし、 大きく値下がりするのも5年使ってやっとです。

今時、光回線はキャッシュバック目当てで2年ごとに切り替えるのが当たり前の時代。

最初の1年は安くなるため「多少問題があっても2年は使い切ろう」と意気込む人もいるでしょう。でも、実際は回線への不満なんて契約して1ヶ月もしないうちに出てきます

2年契約を検討されている方のために、光ギガ長とくとソフトバンク光の2年トータル総額を比較しましたのでご参考にされてください。

戸建マンション
光ギガ長とく123,360円98,160円
ソフトバンク光124,800円91,200円

戸建は光ギガのほうが若干安くなりましたが、マンションでは断然ソフトバンク光が安いです。まぁ、光ギガはキャッシュバックがないため、戸建・マンション共に実質ソフトバンク光の圧勝ですね。

なぜなら、ソフトバンク光なら最大54,000円のキャッシュバックがあります。ちなみに、ドコモ光でも豪華特典があるので気になる方は以下を参考にしてください!

光ギガの口コミ・評判は悪い?

光ギガの口コミ・評判

いきなりですが、光ギガの口コミ・評判はぶっちゃけ最悪です。数々の光回線を調査してきた私でも衝撃を受けてしまったその実態を早速見ていきましょう。

ヤバすぎ?勝手に転用させられた

恐ろしいことに、フレッツ光の利用者が勝手に光ギガに転用させられていたというケースが多く、この他にも同様の被害に遭った口コミがかなり多かったです。

NTTを名乗る電話がかかってきて、その説明を聞いただけでなぜかプロバイダが切り替わっていたり、電話もされていないのに勝手に切り替わっていたというパターンがありました。

よくある勧誘手法ですが、光回線に詳しくない人は通信最大手であるNTTという名前を聞いただけで安心してしまい「今より安くなりますよ」と言われただけでよく調べもせずに契約してしまうことがあります。

もし私だったら「自分で確認します」と言って電話を切りますが、それでも勝手に切り替えられてしまうのかな?w

管理人
消費者センターに連絡を入れたら違約金なしで解約できたという声もあります。光回線の勧誘電話には気を付けましょう。

解約金が高すぎる!

光ギガを解約した際に解約金が3万円~5万円ほど取られた方が多くいました。

解約金は通常の解約違約金9,975円と「長とく」の解約違約金を合わせても最大20,975円のはずなので、5万円を支払わせるなんておかしいと思いませんか?w

光ギガからの電話では解約金に関わる部分はかなり曖昧なまま説明が終わったり、解約金の明細はもらえずにいきなり高額請求されるなどトラブルが後を絶たないようです。

「安くなるから」と言われてせっかく契約したのに、結局安くなかったから解約しようとしたら高額請求なんてひどい…。

低速回線にイライラ…

通信速度が1Mbps(=1,000Kbps)を切っているという口コミが目立ちました。ネットを開いたりメールをするだけであればこの程度でも問題ないですが、オンラインゲームや音楽、動画などはまともに楽しめません

通信速度がイメージしづらい方のために、利用用途ごとに快適に使える目安の速度をまとめました。

メール・LINE200Kbps
ホームページ閲覧1Mbps
YouTube(低画質)1Mbps
YouTube(高画質)3Mbps
オンラインゲーム100Mbps

「YouTubeなんてそんなに見ないよ!」という方でも、LINEのやり取りや仕事の関係で動画を再生することもあると思います。オンラインゲームをしない方であれば常に通信速度10Mbpsはほしいところ。

これは光ギガに限った話ではありませんが、上記の口コミのように回線速度が遅くなってしまう原因は以下のような状況が考えられます。

  • 時間帯が夜である
  • ネット回線自体が遅い
  • 通信障害が起きている
  • マンションの回線が混雑している

夜はネットの利用者が多いため、日中よりも回線速度が遅くなります。日中なのに極端に遅い場合はプロバイダー側に問題があるか、住んでいるマンション内でネットが混雑していると考えられます。

残念ながら、プロバイダーが原因の場合は乗り換える他に手はありません…

光ギガは回線に関する悪い口コミがかなり多かったので、気になった方はご自分で確認されてみてください。

まとめ

光ギガの口コミ・評判を調査してみましたが、総務省の行政調査が入ってから3年くらい経っているのに、口コミが事実ならやっていることは改善されていないとしか思えませんw

料金が特別安いわけでもなく、キャッシュバックやスマホセット割などのキャンペーンもないのでメリットが少なすぎますし、口コミを見ると解約金は本当に記載されている金額だけで済むの?と疑ってしまいます。

「低速回線にイライラ→解約→とんでもない高額請求」という最悪の流れに陥らないために「回線速度やサポートに一切期待せず、2年間必ず使い続ける」という方以外は申し込みは避けましょうw

ソフトバンク光なら最大キャッシュバック54,000円!豪華キャンペーン実施中なので今がチャンスですよ。


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