auひかりの10ギガって?知っておきたい料金や速度とデメリット5つ
- 2019.05.20
- auひかり
zauひかりに世界最速「10ギガ・5ギガ」の光回線サービスがあるって知ってましたか?auひかりや光コラボをはじめとした主要回線では”1G”が主流となっていますが、10ギガはなんとその10倍!情弱者でもその凄さは分かるはず。
しかし、これだけ魅力ある光サービスにもいろいろとデメリットがあります。
10ギガ回線を実際に利用した訳じゃありませんが、公式サイトの情報や口コミを見る限りでは「まだ身近なサービスではない」というのが本音です。
とはいえ、全国には10ギガ・5ギガによってインターネットが快適になる人もいます。auひかり及び世界最速回線に興味あるなら、対象となる条件やリアルな口コミを参考にされてください。
目次
auひかりの超高速プラン「10ギガ・5ギガ」とは?
auひかりは、光ファイバー(光回線)を利用した家庭用の高速インターネット環境を提供する接続サービスです。複数のプランがありますが、中でも「auひかり ホーム10ギガプラン」では、最高10ギガ(10Gbps)という超高速通信を実現しています。
標準的なプランである「auひかり ホーム1ギガ」の10倍にあたる速度。auひかり公式HPに記載されている通り、まさに”次世代超高速インターネット”と言って良いでしょう。
10ギガ・5ギガはあくまで最大速度
auひかりの10ギガ・5ギガは「ベストエフォート型」であり、実際にその速度を計測することはまずありません。ベストエフォートとは、通信回線を共有して利用する仕組みのことです。
例えるなら、制限速度100キロの高速道路があったとします。交通量が少なければ制限ギリギリまでスピードを出すのは可能ですが、渋滞しているとノロノロ運転になってしまいます。
まさにこの現象と同じで、auひかりの10ギガは独占して使うえるものではなく、利用者が分け合って利用するサービスとなります。その為、利用者が増えた分だけ遅くなってしまうので、あくまで最大速度だと認識しておきましょう。
ただ、どれだけ混み合った状態だったとしても、10ギガ(10,000M)の潜在能力は半端ない!
この時間だとさすがの10Gbe回線でも3-4Gbpsが限度ですなぁ。
博多の開発拠点ともツーツーで捗る…が、調子乗って使ってるとヲイコラ!速度制限!も待っている。
auひかりの10ギガでなく5ギガ契約でも良いのかなwと思ったり…。
10Gスイッチをゴロゴロ買って今さら後には引けないがwww pic.twitter.com/nxkEEwjuBs— まにまに (@kitten_manis) 2019年5月15日
実際に10ギガを利用している口コミを確認すると、これまで一度も見たことのないスピードが計測されていました。時間帯が分からないですが、実測で3Gはヤバすぎるw
auひかり10ギガ・5ギガの料金プラン(ホーム)
上記画像は、10ギガ・5ギガプランで”割引適用後”の利用料金です。これだとちょっと理解しにくいと思うので、通常プランと比較してどの程度コストアップするのか説明しておきます。
– | プラン | 利用料金 |
高速サービス利用料 auひかり ホーム | 10ギガ | 1,280円 |
5ギガ | 500円 |
通常のauひかりを利用する料金に「高速サービス利用料」がプラスされます。10ギガだと1,280円、5ギガだと500円。
もっと高額な利用料が掛かると思っていたので、超高速のインターネットを利用できてこの価格帯なら評価に値すると思います。
但し、「高速サービス利用料」以外にもコスト増になってしまうものがあるので、後ほど説明する”デメリット”だけは申込み前にしっかりとチェックしてください。
プラン変更であれば工事費はなし
1ギガのプランを「10ギガ・5ギガにプラン変更」する場合は、初期導入時に発生した工事はしなくて大丈夫です。
但し、契約時の工事費用が残っている場合は当然、引き続き支払いをしなくてはいけません。残債がある状態で契約解除すると、残金を一括請求されることになります。
速度のプラン変更は機器の交換のみ
1ギガサービスから「10ギガ・5ギガ」への速度変更であれば、上記画像の機器に取り換えるだけで使用できるようになります。もちろん、機器交換の費用は0円です。
無線LAN内臓で毎月500円の利用料金が掛かりますが、ネットとauスマホを組み合わせてお得になる「auスマートバリュー」を適用すれば、翌月から永年無料で利用することができます。
詳しくは「公式サポート窓口」か「正規代理店」に確認されてください。
auひかり「10ギガ・5ギガ」のデメリットや注意点
テレビCMなどでも大々的に宣伝している「10ギガ・5ギガ」の超高速サービス。
しかし、これから解説する4つの注意点を理解しておかないと、あなたはきっと後悔することになります。このサービスを利用するうえで以下の点だけは理解しておいてください。
10ギガのデメリット
- 提供エリアが限られている
- 10ギガはホームのみ対応
- 通常の料金より高額
- 解約金が通常よりも割高
- 提供可能プロバイダは4つのみ
申込みを検討しているなら絶対に見落としのないように。
10ギガはホームのみ。マンションプランは不可
10ギガ・5ギガプランは「auひかり ホーム」のみ対応しています。その為、マンション・アパートの世帯数などで変わる「auひかり マンション」をご利用の方は諦めてください。
また、近隣エリアが対象だったとしても「NTT回線」を使用している場合は不可となります。10ギガ・5ギガは「auひかりの自前回線」であることも条件となるので、まずはそのことから調べることをおすすめします。
プロバイダの「エリア検索」を利用すればすぐ調べられますよ!
提供エリアは「東京・神奈川・埼玉・千葉」の一部のみ
auひかり「10ギガ・5ギガ」の提供エリアは、一都三県(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)のみ。しかも、その対象エリア内で申込みできるのは僅かな地域となっており、現在はまだ発展途上のサービスと呼ぶべきでしょう。
また、2018年3月に始まったばかりのサービスのため、ここ数年は加入者の推移などを様子見することが予想されます。したがって、近日中にエリア拡大することはないと思われます。
更に残念なことをお伝えすると、10ギガ・5ギガを利用するには「auひかりが使えるエリア」であることが絶対条件です。
そもそも「関西・東海・沖縄」はauひかり未提供エリアなので、仮に拡大するとしてもそれ以外のエリアに可能性は高いでしょう。
auひかりホームX10ギガの提供が始まった。こちら川越でも早速申請しようとしたのですが残念、提供エリア外でした(;´Д`) 価格差も千円弱なので提供エリアになり次第利用しようと思います https://t.co/Zt6eJACf98
— こあら (@508SWG) 2018年3月3日
千葉駅から歩いて行ける距離なのにエリア外と言われた。
●KDDI、最大10GbpsのFTTHサービス「auひかり ホーム10ギガ」、3月1日受付開始 – INTERNET Watch https://t.co/Fbbg9hEpvE @internet_watchさんから— ☆★たいきょー★☆ (@taikyo_) 2018年3月18日
申込みするなら「エリア外」だと思っておいた方が良いレベル。興味ある方は、公式サイトからだと面倒なので、正規代理店に電話などして確認した方がいいですよ!
通常の料金より高額になる
auひかりで10ギガ・5ギガプランを利用する場合、通常プランより割高な利用料金となります。上記でも説明しましたが、10ギガ・5ギガを利用するには以下の利用料が掛かります。
- 10ギガ:1,280円
- 5ギガ:500円
ただ、このサービスを申込みすると「超高速スタートプログラム」という500円の割引を受けられるので、実際の支払額はプラス780円と覚えておきましょう。
ちなみに、通常プランはこんな感じ…
1年目 | 2年目 | 3年以降 | |
ずっとギガ得 | 5,100円 | 5,000円 | 4,900円 |
ギガ得 | 5,200円 | ||
標準プラン | 6,300円 | ||
マンション | 3,800円 ※マンションタイプによる |
この料金プランに10ギガだったら+780円、5ギガだったら割引分を換算して±0で利用可能です。まとめると、10ギガはちょっと手出しが必要だけど、5ギガであればほぼデメリットなしの料金となる訳です。
解約金が通常よりも割高
auひかりの10ギガサービスに加入すると、解約の際に「高速サービス解除料」として2500円請求されるリスクが発生します。
発生する条件は、10ギガ・5ギガのサービスを契約してから”12カ月以内に契約を解除”した時。また、この他にもプランごとの違約金や、撤去工事費28,800円などのリスクもあるため、なるべく解約金0円の時期を見計らって解約しましょう。
提供可能プロバイダは4つのみ
次世代超高速インターネット「10ギガ・5ギガ」のサービスを利用できるプロバイダは、以下の4つのみとなります。
これから申込みする人なら問題ありません。しかし、対象外のプロバイダを使っている人の場合は、現在の契約を一旦解約するしか利用する方法がありません。
「auひかり プロバイダ選びの注意点」でも説明している通り、auひかりはプロバイダのみの乗り換えができません。仮に、10ギガをどうしても使いたくてプロバイダを変更するとなると、更新月以外の解約による違約金の他、工事費の残債などを一括で請求されます。
いくら超高速サービスといっても、数万円の解約金を払うほどの価値があるのか?私個人の見解は”NO”です。
なので、10ギガサービスに関係なく、auひかりを検討している人がいるなら、今後のためにも対象のプロバイダから選択することをおすすめします。
4つのプロバイダはキャッシュバックなどのキャンペーンが充実しています。当サイトでもおすすめしているプロバイダなので、申込みして損することはないと断言できます!
ただ、豪華特典は「代理店窓口」のみとなるため、申込みする窓口だけは間違わないように!
auひかり 10ギガ利用者の口コミ・評判
ここまで説明でサービスについてはある程度理解したでしょうが、周りの人たちがどう感じているのか気になりませんか?
そこで、auひかりの10ギガに対して投稿されていた”リアルな口コミ”をまとめておきました!偏りなくピックアップしておいたので参考にになると思いますよ。
10ギガの速度はインパクト強すぎw
最大10Gbpsの「auひかり ホーム10ギガ」受付開始 https://t.co/Bavw2MKCFr
10ギガって・・・ヤヴァイな😨😨— 横浜の黒子藩士!あすかまる (@asuka30311) 2018年2月11日
auさんではauひかり ホーム10ギガというのを出してるけど、何故ここまで速いのを出せるのだろう?
— パッションみかん (@ara_bicycle) 2019年2月19日
紹介するまでもありませんが、10ギガの超高速インターネットへの注目度は半端なかったです(笑)ツイッターはもちろん、サービスが開始された当時はヤフーニュースなどにも掲載されてましたし。
そりゃそうでしょ!1Gでも十分すぎるスピードなのに、それを遥かに超える10Gですからね。
もし、デメリットで紹介した「提供エリア」が改善されれば、他社回線が追い付くことのできないオンリーワン回線になれるはず!
提供エリア外でガッカリした人多そう
闘会議配信の最後に
auひかりホーム10ギガ、
サービス開始のCM流れて。
スマホauやから、今の所の契約期間満了月に変えたいと思って調べたら、
関東圏だけのプランやった(白目)
だからNUROが関西に乗り出して来たことに納得した。
やっぱり一気に全国提供は難しいか🤔— りく。 (@Liberal_0828) 2018年2月11日
我が家はauひかりホーム1ギガを使ってるんだけど、この度auひかりホーム10ギガに切り替えようと調べてたんだが申し込みエリアを見てそっとページを閉じました。同じ関東なのに何故埼玉と千葉が使えるんだ許せん。 pic.twitter.com/AWuF0ElxL2
— たかお (@t_momijiboys12) 2019年3月10日
auひかり「10ギガ・5ギガ」で最大の欠点といっても過言ではない対象エリアの狭さ。こればっかしは文句言っても仕方ないことですが、サービスについての投稿を検索とやはり断トツで多かったですw
でも、以前はエリア外だったけど、最近調べたら申込み可能になってた!と言っている人もいたので、関東圏にお住まいであればちょっとは期待していいかも。
さすがに関西や東海では難しいと思いますが…。
速度の評判は良すぎて不安になるほど
某大学のネットワークとauひかりの10ギガ
実測6Gbps程度速度出てるし
これからネットワーク実証実験するのにも使えそうだなー— 左に右折する電波やくざ☔関東電測組☔☔☔ (@denpa893) 2018年3月29日
うちだってauひかり10ギガだが頑張っても7.5ギガしか出ないよw
— ちくのう (@sexymyamori1) 2019年3月30日
auひかりの10ギガサービスは、複数の人と共有で利用するベストエフォート型。その為、夜間など混雑しやすい時間帯だと、動画視聴でカクカクなってもおかしくない・・
しかし、さすがに10ギガもあると、そんなことはお構いなし!速度への不満を漏らしているユーザーは皆無に近い状態でした。
というか、現代のネットでそこまで高速回線が必要なサービスってあるのか疑問です。大容量のデータを扱う人にとっては実感できるでしょうが、一般的なサイト閲覧やYoutubeぐらいだったら、あまり実感はないかもしれません。
まぁ、回線スピードに対して不満を感じることはまずないでしょうねw
解約違約金に対する不満もちらほら
最近は光も、auひかりが5ギガや10ギガサービス始めたけど、対応するHUBも高価だし、解約違約金も高いし、解約時に回線撤去も3万近くと高いとなると、どうかと思う。まぁ、撤去しないと使われてない回線に維持費が掛かるから残置出来ないのはわかるけど、お金払ってたユーザーが更に負担するのは何かね
— 水瀬 白 (@ShiroMinase) 2019年1月25日
auひかり10ギガ回線出たけど、解約時の撤去費2.8万が必ず発生するのズルいなー。
— Ryo Fujita (@EagleFujita) 2018年8月23日
数ある光回線の中でも「auひかりの解約金」は高い方です。特に、工事費に関連するものは、悪い意味でトップクラスと言っても良いでしょう。
ホームを利用する場合、工事費の分割回数は60回と5年継続しないといけないし、解約する時の”撤去工事費”も必須となりました。それが5,000円程度ならまだしも、28,800円と青ざめてしまうような金額です。
以上のように改正されたのは10ギガサービスが始まったのと同時期ですが、当時は経営状況を悪化させたいのかな?とも感じたほど。
auひかりは魅力あって是非おすすめしたい光回線なのは間違いないです。
ただ、2年周期で乗り換えを考えている人、引越しが多い人などは、メリットよりデメリットの方が強くなってしまう可能性が高いかもしれません。その為、auひかり及び10ギガサービスを検討しているなら、これだけは頭にしまっておいてください。
決して万人受けするようなサービスではない
当サイトでは、後悔させない&得するための情報を沢山アップしています。基本的に報酬目的では書かないようにしているので、きっとあなたの役に立てる情報があるはずです。
まとめ
auひかりの10ギガ・5ギガについてお伝えしましたが、運良く提供エリア内だった場合は前向きに検討することをおすすめします。もしエリア外だったとしても、あなたが満足する光回線は他にも沢山あります!
乗り換え時の費用を全額負担してくれる「ソフトバンク光」、docomoスマホとセット割を適用できる「ドコモ光」、auスマートバリューを適用できる「So-net光」など、お得なサービスを挙げたらキリがありません。
分からないことがあれば、この記事のコメント欄や当サイトの「問い合わせ」に質問ください。可能な限りアドバイスさせていただきます。
また、正規代理店に連絡することで解決することもできます。auひかりの申込み者数が国内トップクラスの窓口を紹介しておくので、気になることがある場合は是非活用しましょう。
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